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カテゴリ:ドラマ
最終章・皇居編「皇居編~ザリガニと御即位の御大礼」 第9話の視聴率は、前回の15.3%より更に上がって、16.7%(関東)。 このドラマの最高視聴率でした♪(^^) 瞬間最高視聴率は、9時57分の18.1%。 篤蔵が太陽に向かって 「兄やん、わし、ちゃんとできてましたか? あなたの誇りになれてましたか?」と問いかけ、 それに答えるかのように、兄・周太郎の病床シーン。 弟が篤蔵の成功を伝える新聞記事を読み、周太郎が微笑み、満足して亡くなる場面でした。 鈴木亮平さん、痩身の演技でしたね♪ 半年間で20キロ痩せたそうですが、それ以上の役作りで、本当に死にそうな人みたいで、特に臨終シーン、表情も素晴らしかったです(^^) 今迄、篤蔵を応援してきてくれただけに、彼の喜ぶ姿、嬉しかったですが、死んでしまい、切なかったです。 篤蔵の成功と兄の死を重ねてきたところ、脚本、素晴らしいですね(^^) 「花燃ゆ」でも吉田稔麿(瀬戸康史)が死んでしまいましたが、それとは脚本が大違いで、こちらは感動的でした(^^) その前、御即位の御大礼の祝宴の様子と、篤蔵から来たハガキに書かれた献立をふきが周太郎に読んで聞かせるシーンを交互に映し、兄やんが見守っているかのようでした(^^) <即位の御大礼の祝宴メニュー> ・スッポンのコンソメ ・ザリガニのポタージュ ・鱒の酒蒸し ・鶏のかぶせ焼き ・牛ヒレの焼肉 ・シギの冷たい料理 ・オレンジと酒のシャーベット ・七面鳥のあぶり焼き ・セロリの煮込み ・富士山のアイスクリーム
そして、前述の臨終シーン。 周太郎の周りに家族が集まっていて、新聞の賞賛記事を蔵三郎が読みました。 「驚きに満ちたフランス料理の数々は、宴を大きく賑わせ、外国の来賓からも『れっきとした一等国の祝宴であった』との賛辞を受けた」 周太郎、嬉しそうに力なく微笑みました。 周太郎「お国…のため…」と息を引き取る。 その前、篤蔵に言ったように、「お国のため、励めよ」と言いたかったのかな? ふき、すすり泣き、周蔵、悲しそうでした。
東京の篤蔵に「シュウタロウ シス チチ」と電報が届き、川辺で落ち込んでいた所に俊子が来ました。 篤蔵「会わんうちに、会えんようなるんやのう。人いうんは」 俊子は、鯖江に連絡すると言ったので、篤蔵、プロポーズしました。 篤蔵「折角、会えたんやし、俊子は一緒にいてくれんか? もうわしにはコリゴリか?」 俊子「…篤蔵さんより長生きします。ほやから安堵して下さい」 篤蔵、嬉しくて後ろを向いて泣きました(^^)
まるで「僕は死にません」の「101回のプロポーズ」の女版みたいでした(^^;) 篤蔵は、前回、フランソワーズにプロポーズしたばかりですが、もうザリガニ絡みでしか思い出さないようです(^^;) それにしても、俊子さん、前回の冒頭、誘拐されたかと思ったのですが、そうではなく、子供の本当の母親が子供を抱かせてほしいと来ただけで、あの子は俊子が生んだのではないよう(汗) その人が母親になれるよう、俊子は離縁状を残して、家出してしまったようです(汗) そして、篤蔵から昔聞いた「バンザイ軒」を訪れて覗いていたら、親父さんが格安で部屋を貸してくれたとの事。でも、鯖江にばれて連れ戻されたくないので、「時子」という偽名を使っていました(^^;) その優しい親父さんは亡くなってしまったようです(汗) 今は別のコックを雇っていました。 俊子は、今、お産婆さんをしていて、前回の最後で吉原に行ったのも、吉原の人から産婆の要請があったからのようです(^^;) 身一つで家出して、お産婆さんって、そう簡単になれるのかな?(汗) 前回の俊子さんの件は、何から何までミスリードだったようです(^^;) いつもだったら、そんなに視聴率がほしいのかと、怒ってしまうところですが、このドラマが好きなので、違って良かったと、ほっとしました(^^) そして、前回、パリに来て3年と言ってた気がしたのですが、今回、パリで5年の修行を経てと紹介しました。 順番が前後しますが、今回の主要な内容は、天皇陛下の料理番 「大膳寮の厨司長」に26歳という若さで大抜擢された篤蔵が、大正天皇の即位の御大礼の2000名の祝宴を任され、苦労して、無事成功する話でした。 1913年、明治天皇崩御の翌年、徳川最後の征夷大将軍・徳川慶喜公が逝去した年です。 グランシェフになるのも初めてなのに、いきなり2000人分との事で、献立で困ってしまい… 宇佐美さんと俊子さんがいい意見を言ってくれました。 宇佐美「厨司長がおまえでなきゃいけなかったのは、おまえがオテル・リッツを知っているからだ。 帝王と言われるエスコフィエの料理と、そこに集まる美食家達をその目で見てきたからだ。 エスコフィエの料理は、どんなだった?」 篤蔵「ムッシュウは…(回想)…料理は音楽やて」 それで、エスコフィエの料理を目指して、音楽のように献立を考える事に♪ リズミカルにいろいろ献立を紙に書いて、仕事から帰ってきた俊子に見せました。 「俊子俊子俊子…献立作ってんやけどな。 何か意見くれ。どれがおもっしええ?」 俊子、それらの紙をパラパラ見て… 「あの~ザリガニって一杯書いてありますね。 よっぽどお好きなんですね、ザリガニっていうのが」 そう言われてメモを改めて見たら、確かにザリガニを使った料理が多くて… 篤蔵はザリガニを使う事に決めました。 でも、日本では食用のザリガニはなかなかありません。 大膳の長である大膳頭・福羽(浅野和之)が捜してくれて、軍隊を出して、北海道から調達。 でも、前夜、それらのザリガニが逃げてしまって、大慌て(汗) 無事、見つかって予定通り料理ができて良かったです♪(^^)
私は、皇居・大膳寮がどんな所かというのも興味がありました。 しきたりがいろいろあり、大きな声も出せず、大変なようです(汗) それにしても、林檎、切ってはいけなくて、天皇陛下、そのまま食べるとは可哀想(^^;) 宮前「切るは腹を斬るに通じます。 そういうのを宮中では忌み言葉と申しまして、故に、果物は切らぬ事がしきたりになっているのかと存じます」 「じゃあ、スイカは? メロンは? パイナップルは?」 篤蔵同様、私もそう思いました(^^;) 宮中ってそういう根拠のない、しきたりが多そうですね(^^;) 宮前(木場勝己)のせいでザリガニが逃げてしまったので、責任を取って、退職届を篤蔵に渡しましたが、篤蔵は返しました。 お上に対する真心からやった事だったので、そういう料理人にはやめてほしくないと。 宮前「口うるそうございますよ」 確かに、口うるさそうですが、悪意からではないし、篤蔵の知らない古くからのしきたりとか、いろいろ知っていそうなので、こういう人もいた方が便利でしょう(^^) 尚、残り、あと3話で、最終回は7/12(日)です。 次回は、月日が飛んで、関東大震災のようです。 皆、無事か心配です。。。
【第9話あらすじ】 (Yahooテレビより) 帰国した篤蔵(佐藤健)は皇居・大膳寮を訪れる。大膳の長である大膳頭・福羽(浅野和之)に案内され厨房に赴く篤蔵を待っていたのは篤蔵よりも年上の大膳のシェフ達であった。そして、福羽から聞かされたあまりにも驚愕なご大礼の内容にいきなり窮地を迎える篤蔵だった・・・ そして、天皇の料理番になる事を誰よりも喜んだ兄・周太郎(鈴木亮平)は以前よりも明らかに痩せ衰えていた。一方、俊子が向かった先は・・・
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]15.1% [第2話]11.4% [第3話]12.0% [第4話]12.7% [第5話]14.5% [第6話]14.1% [第7話]14.9% [第8話]15.3% [第9話]16.7%
【原作】 杉森久英「天皇の料理番」(集英社) 【脚本】 森下佳子 【プロデュース】 石丸彰彦 【演出】 平川雄一朗 【時代考証】 山田順子 【料理監修】 脇雅世 【料理指導】 佐藤月彦 【医療指導】 池添祐大 【大膳監修】 高橋恒雄(元宮内庁大膳課主厨長) 【主題歌】 「夢見る人」さだまさし
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