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カテゴリ:ドラマ
「完結~料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の奇跡」 最終回(第12話)の視聴率は前回の16.8%より上がって、17.7%(関東)。 最高視聴率で有終の美を飾りました♪ 全話平均14.9%で、「アイムホーム」14.8%を抜いて、最後の最後に春期1位になりました♪ 私は、春期、「天皇の料理番」が一番、好きだったので、1位になって良かったです♪(^^) 最終回は、ちょっと雰囲気違いましたが、天皇への愛と俊子さんへの愛が溢れていました♪ 俊子さんの形見の鈴の使い方、良かったです♪ いつもあの鈴を見て、切れそうになる自分を押し留めました(^^) それにしても息子2人は戦争から帰ってきましたが、娘さんはどうなったのでしょう? 出て来なかったし、仏壇に写真もなかったので、生きてるのか、死んでしまったのかも分かりませんでした(^^;) 実際、モデルの秋山徳蔵さんは26歳の時から58年間、84歳まで天皇の料理番を続けられたようです。 だから最後のシーンは篤蔵、84歳です。 翌年、亡くなりました。享年85歳。 ドラマでは、俊子さんとの夫婦愛を描きましたが、実際は、俊子さんが心不全ではなく結核で亡くなった翌年、再婚し、その人との間にも2人、子供がいます。(Wikiより) でも、ドラマ、再婚しなくて、俊子さんとの夫婦愛に絞って、良かったです(^^) 臨終の時に鈴を渡したのは本当の事らしいです(^^)
今回は、前回の最後より月日が飛んで、昭和10年(1935年)3月から始まりました。 そして、昭和17年(1942年)5月に飛び、終戦の昭和20年(1945年)8月15日、玉音放送があった日に飛び、最後に、昭和47年(1972年)10月18日に飛びました。 30分拡大したとはいえ、時間ジャンプが多くて、プロットドラマのようでした(汗) でも、ちゃんと散漫にならなかったのは、天皇陛下への思いで統一していたからでしょう♪ 最後に昭和天皇(梶原善)から篤蔵へ退職の労いのお言葉があり、いい人だったと滲み出ていました。 ドラマ冒頭の昭和10年の晩さん会でトゥヌルド(最上級の牛ヒレ肉をベーコンで巻いた料理)、お上の料理にだけ巻いた糸を取り忘れて出してしまい、陛下に直々に呼ばれました。 その時に何と言われたか、ドラマでは出さずに最後の退職の労いの言葉の直前まで引っ張りました。 この2つの言葉を続けて聞くと、本当に昭和天皇、いい人ですね♪ 昭和10年の晩さん会の後、陛下に呼ばれた時のお言葉、 「朕の物だけか? 他の物には糸はついていなかったか?」 「はい。陛下の物だけです」 「それは良かった。糸がついていた者は朕のだけだったんだな。それは良かった」 そして、昭和17年(1942年)5月には、戦争が続いて、日常品や食料品まで配給制になってしまい、陛下は皇室の配給も国民と同じ物を召し上がるようになり、闇は絶対やるなとお達しで(汗) 目刺し1匹を大事そうに料理を工夫したり、食材が揃わないのも、料理番、大変ですね(汗) そんな時でも、陸軍の偕行社では食材がふんだんにあって、出張で料理を作りに行った篤蔵は怒りが沸きました。 その後も何度か、怒りが湧いた時がありましたが、そういう時はいつも俊子の形見の鈴が鳴って、窘めました。 鈴の使い方、とても良かったです♪ いつも俊子さんが傍で見守っているかのようでした(^^) 昭和20年(1945年)8月15日、玉音放送があった終戦の日から陛下が軍事裁判に掛けられて殺されてしまうのではないかとの心配が募りました。 宮内省は様子見との事で何も動かないので、仕方なく、篤蔵は個人で陛下が殺されないよう、GHQへ接待攻勢で頑張りました。 GHQの若い方の人、嫌な人だったですね。 天皇を悪く言い、篤蔵を苛めてばかり。 篤蔵、よく我慢しました♪ 鴨の真似、良かったです♪ 初回にアヒルの真似が出てきて、その長い伏線を回収するかのように、鴨の真似でこの危機を乗り越えました♪ そんな篤蔵の想いを辰吉と新太郎もくみ取り、一緒に鴨の真似に参加してくれて… GHQの家族の皆さんには大受け♪ GHQの偉い人は、宇佐美に天皇のためなら日本人は何でもするのか、天皇は君にとって何なのか、参加していた宇佐美に聞きました。 宇佐美「私にとって、陛下は味噌です。 生まれた時からそこにあり、慣れ親しんできた物ですから、味噌を親しみ敬う事は当たり前です。 その意味を問うた事さえありません。 しかし、もしある日、突然、味噌を今後、一切食べるなと言われたら… 私は、とてつもない寂しさを感じると思います。 そして、あちこちで暴動が起き、私もそれに加わると思います。 陛下の存在を否定すれば、それと同じような事が起き、統治を難しくするだけではないでしょうか?」
料理人らしく、味噌にたとえて良かったです♪ 彼らのお陰で天皇陛下は助かったのかな?(^^) 結局、陛下は無事で、篤蔵も天皇の料理番を続けられる事になりました♪ そして、昭和47年(1972年)10月18日に飛び、篤蔵、84歳で引退。 陛下から直々に労いのお言葉がありました。 「長い間、ご苦労だったね。 体を大切にするように。あなたが私の身を労わってくれたのと同じように。 料理は真心だね。秋山主厨長」 「ありがとうございます」と礼。 お辞儀したまま、涙が溢れる。 そして、外で鈴を出して見上げ、 「お疲れやったな。俊子」と鈴に感謝♪(^^) <終>
佐藤健さん、お疲れさまでした。名演技でした♪(^^) 痩身の演技だった兄やん・ 鈴木亮平さんも、黒木華さんも、皆さん、素晴らしい演技でした♪ 脚本も素晴らしく、構成もいいし、愛に溢れていて、セットもお金をかけていて、フランスロケもあり、総合的に素晴らしく、久々の名作でした♪(^^)
【最終回あらすじ】(Yahooテレビより) 時は戦後、敗戦国となった日本はGHQによる統治を受ける事となる。その時篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索していた。篤蔵の辿り着いた答えとは・・・そして、亡き妻・俊子(黒木華)の愛が奇跡を起こす・・・ ついに、天皇の料理番としての年月に幕が下ろされる。16歳の時、料理に見た夢を、彼はどう想うのだろうか・・・そして秋山篤蔵が過ごした人生とは・・・
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]15.1% [第2話]11.4% [第3話]12.0% [第4話]12.7% [第5話]14.5% [第6話]14.1% [第7話]14.9% [第8話]15.3% [第9話]16.7% [第10話]16.1% [第11話]16.8% [最終回(第12話)]17.7% [全話平均]14.9%
【原作】 杉森久英「天皇の料理番」(集英社) 【脚本】 森下佳子 【主題歌】 「夢見る人」さだまさし
公式HP・プレゼントクイズ(締切:7月17日(金)夜6時)
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