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カテゴリ:ドラマ
最終回(第9話)の視聴率は、10.7%(関東)。 第2話以来、久々の10%台で、有終の美を飾りました♪ ただ、平均視聴率は、9.50%。 今のところ、今期4位ですが、10%以下なので、続編は微妙かも?(汗) 「相棒」「警視庁捜査一課9係」「遺留捜査」など数々の人気刑事ドラマを生み出した枠だけに、期待していたのですが・・・(^^;) 最終回なので、天樹悠(東山紀之)の妻子が亡くなった事件関連をやるかと思いましたが、事件性はなかったのかな? 時計の説明だけで、関係ない事件で、残念でした。
天樹は、地図を見ながら歩いていて、具合の悪そうだった吉岡清(小野武彦)と、たまたま親しくなりました。 彼は、東京の杉並署から息子・泰夫(林泰文)が死んだとの連絡を受け、熊本から上京したとの事。 天樹は心配して、一緒に杉並署まで付き添いました。 息子の泰夫は10年前、妻と娘が台風による土砂崩れで亡くなった時、勤務先の店長を殴って警察に捕まったとの事で、吉岡は泰夫への怒りが収まらず、絶縁状態だったとの事。 10年間の時間の空白が、天樹は気にかかり、放っておけませんでした。 天樹は10年前の自分の誕生日に妻子が亡くなってしまい、それから刑事から警視庁遺失物センターに移動。時間が止まってしまいました(汗) 亡くなった娘の手には、天樹にプレゼントするつもりの腕時計が握られていました。 それがいつも天樹がしている壊れた時計です。
泰夫が死んでいたブルーシートの中に練炭をたいた跡があり、外傷もないので、所轄署はホームレスの一酸化炭素中毒による自殺と断定したようです。 でも、泰夫がブルーシートを設置したとみられる時間はかなり雨が降っていたのに、泰夫の靴は汚れていませんでした。 泰夫の死は自殺ではなく他殺だと直感した天樹は、自分に泰夫のことを調べさせてほしいと、吉岡に頼みました。 吉岡はあまり乗り気ではありませんでしたが、彼らの「空白の10年」を埋めるため、天樹は勝手に捜査を開始しました。 暇人ですね(^^;) 泰夫の洋服からは雨の成分が検出されず、雨に濡れた形跡がない。面倒な事になったと、山下(片岡愛之助)が(^^) 殺しの可能性が強まり、12係の皆も付き合いました(^^) 吉岡の許可を取り、遺体を堂本俊太郎(北大路欣也)に解剖して貰いました。 胃の中に、液体の合成麻薬とラーメンがあったと分かりました。 ラーメンと一緒にあるという事は、自分で麻薬を摂取したのではなく誰かに飲まされたのだろうと。 そして、肺からアスベストが検出されました。 それを吉岡さんに言いましたが、泰夫は薬物中毒だったのかと、がっかりして、もう調査はいいと(汗) でも、彼に常習性はなく、買っていたのは別人でした。 逆に、泰夫はやたら人のために尽くすいい人でした(涙) 10年前、勤務先の店長を殴って警察に捕まったも、本当はいつも店長に殴られていた後輩を庇って、嫌がらせをやめさせるため、殴ったとの事。 その後、契約社員として働いていた運送会社では、フォークリフトで仲間を怪我させてしまった同僚を庇って、自分がやったと言ってクビ(汗) 吉岡「損ばかりの人生だなあ。あいつはどこまでお人好しなんだ」と切なそう(汗) いつもいつも仲間を思い、人の罪を被ったりして、まるで神様のようないい人すぎる人でした(^^;) それでどんどん自分の暮らしは落ちて行き、シェアハウス暮らしで日雇いの仕事に(汗) 1年前から彼は変わって前向きになりシェアハウスを出て行ったようですが、その時、好きな女性が出来て、彼女のためにも頑張ろうと思ったようです。 昔の店長に紹介して貰い、住み込みで働けて正社員にもなれるという職場に行ったのですが、そこも悲惨な職場で正社員になれるというのも嘘で・・・(汗) 体調を崩して1日でも休むと、すぐ退職させられてしまいます(汗) それで彼は休んでも辞めさせられられないよう、会社側と交渉していました。 同室の同僚が、熱中症みたいな症状で倒れたので、その時も彼を庇い、なんとか辞めさせられずにすみました。 でも、彼を助けようとした時に、彼が持っていた財布が目に入り・・・ その後、スリがすって女子大生ストーカー殺人犯が持っていた所持品として、テレビやポスター等を見て一緒の物だと思いました。 顏は違うように見えましたが、昔、太っていたのを30キロ体重を落とし、髪型を変えて、整形もして、別人のようになっていたのでした。 指名手配犯だと気づいた彼は、杉並署でストーカー殺人被害者の住所を聞いて遺族を捜し、遺族に謝り警察に出頭するようにと、犯人を説得(汗) 杉並署、よく被害者の住所、教えてくれましたね(汗) この時、杉並署に彼が犯人だと言えば良かったのに(汗) 吉岡さんの話だと、泰夫が中学の時、集団万引き事件があり、康夫は犯人を知っていて、先生に名前を言うよう問い詰められたけれど言わず、1日中、廊下で正座させられ皆のさらし者になっても黙っていた。 彼らが自ら名乗り出て欲しかったのかもしれない。そうしなければ、本当に反省した事にならないと思ったのかもしれないと。 彼は今でもそういう人で、同じように行動したのでした(^^;) 泰夫が気づいたと知って驚いた犯人は、彼とラーメン屋に行って、彼のラーメンに麻薬を入れて気絶させ、スーツケースに入れてブルーシートの所に連れていき、練炭で殺したのでした。 泰夫が付き合っていた女性はおなかに赤ちゃんがいて、8ヶ月との事。 そんな時に、ストーカー殺人犯に関わるなんて・・・(^^;) 内緒で警察に通報すれば良かったのにと思います(汗) 一番守らなければならないのは、大切なその女性とおなかの子供でしょう。 誰にも優しい正義感の強い人が身内にいると、逆に、一緒にいろいろ被りそうで怖いです(汗) 父に出せなかった手紙は良かったですが、やるせない事件でした(^^;)
このドラマ、せっかく豪華キャストだったのに、キャラ設定がイマイチで、12係の皆にあまり魅力を感じませんでした(汗) 北大路欣也さん(72)も吉田鋼太郎さん(56)も片岡愛之助さん(43)も、今、人気なだけに勿体なかったと思います(汗) 高嶋政宏さん(49)も倉科カナさん(27)も鈴木浩介さん(40)も、なぜ「刑事の墓場」と揶揄される警視庁捜査一課12係に異動したのか疑問な位、普通の刑事で、印象に残りませんでした(汗) 天樹は良かったですが、「遺留捜査」の糸村 聡(上川隆也)と似ていたような?(^^;) 糸村は遺留品に拘り、天樹は時間に拘るという違いだけ。 メンバーの個性がうまく描かれなかったので、この話を「遺留捜査」でやった方が視聴率が取れたのではないかと思ってしまいました(^^;)
10月から、この枠はお待ちかねの「相棒season14」(10月~翌年3月迄)です。 4代目の新しい相棒は、反町隆史さんです。 役名は「冠城亘(かぶらぎ わたる)」で、40歳。 警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という設定。 警察官ではなく、神戸尊以上に、すごいキャリアで、どうなる事やら?(汗) 右京さんも無期限の停職処分を受けた後なので、まずは、どういう形で始まるのか楽しみです♪(^^)
【最終回(第9話)あらすじ】 (Yahooテレビより) 天樹(東山紀之)は、息子の遺体確認のため上京した吉岡(小野武彦)に付き添う。吉岡は、10年前のある出来事をきっかけに息子の泰夫(林泰文)とは音信不通になっていたという。泰夫が死んでいた段ボールハウスの中に練炭をたいた跡があり、所轄署はホームレスの自殺と断定したようだ。しかし、泰夫がハウスを設置した時間は雨が降っていたのに、靴が汚れていないことに気付いた天樹は、不審を抱き独自に捜査を始める。
【視聴率推移】 (関東地区) [第1回]11.8% [第2回]10.6% [第3回]9.0% [第4回]9.4% [第5回]6.6% [第6回]9.1% [第7回]8.4% [第8回]9.9% [最終回(第9回)]10.7% [平均]9.5%
【脚本】 大石哲也、八津弘幸、真野勝成、伊藤洋子
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