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カテゴリ:ドラマ
「やすらぎの郷」は倉本聰氏が同世代の大人達に贈る、全く新しい帯ドラマ。
物語の舞台は、かつてテレビ界に功績のあった者だけが入れる無料の老人ホーム。 名優達が往年のスターを演じる虚実入り混じった物語。 このドラマの制作、国際放映で、私がかつて、企画書の代筆のバイトをしていた会社なので、嬉しいです(^^) 第11週(第51~55回)(6/12月~6/16金)は、詐欺事件の顛末と犬山小春(富士眞奈美)が皆の前で土下座して謝り、帰った後、ビルの10階から飛び降りて自殺してしまいました(汗) 「しのぶの庭」の復活の詐欺では騙されて3000万取られてしまい、及川しのぶ(有馬稲子)のパートナーの貝田英信(藤木孝)さんも海で自殺しようとしましたが、こちらは助かって良かったです。 でも、小春さんはビルの10階から飛び降りて助かりませんでした(汗) 津川さんに騙されて、姥捨て山のように「やすらぎの郷」に置き去りにされてしまったのに、このホームにはいられなくて帰されたので、どこへ帰るのだろう? 戻る所ないだろうし、死ぬしかないよなと思っていたら、案の定、小春さん、自殺してしまいました(汗) でも、帰る時、菊村栄(石坂浩二)とヒデさん(藤竜也)さんがお金を少しくれて、ヒデさんからペンダントをお守りだと言ってくれて、温かく見送って貰えました。 そして、ヒメ(八千草薫)と冴子(浅丘ルリ子)が門の所にお見送りに来ていて、冴子さんは歓迎会に出なかった事を謝り、「やすらぎの郷」の皆からだとお餞別をくれて、温かく見送ってくれました。 この見送りは救われましたが… でも、行く当てもなかったでしょう(汗) 投身自殺してしまい、マスコミは女優だったという事すら知らなくて、「老女自殺」の見出しの小さな記事で、お気の毒でした。 ヒメ、本当に優しいですね♪(^^) 小春の歓迎会をずる休みした冴子達をきっぱりと叱ったので、すごいと思いました(^^) 今時は、なかなか人を叱る事はできないので(^^;) 小春も詐欺の仲間だろうと疑われてしまいましたが、きっとヒメは疑わなかったでしょう(^^) でも、詐欺の仲間の方が救われたかもしれません(^^;) 彼女は昔の友人のしのぶと仲直りしたいという気持ちを利用されて、ここにくるきっかけにされてしまい、ここに置き去りにされてしまったのでした。 ヒデさんが彼女を気にいって、彼の部屋に泊まり、彼女の絵を描いたりしたので、このまま「やすらぎの郷」に入って、ヒデさんと暮らしたら、いいのになと思いましたが… でも、ヒデさんは大人気なので、そうしたらもっと皆から恨まれたかもしれません(^^;) 小春さん、自殺は気の毒で、昔スターだったのに、今は忘れ去られて、遺体の引き取り手も困るほど孤独で可哀想でした。 ただ、お年寄り相手の詐欺や、姥捨て、自殺など、今時の問題点をついた、いい話でした。 丁度、自殺が分かった後の回が、野際陽子(81)さんの死の発表後に重なり、野際さん、13日に亡くなられたのに、発表は15日の夜で、発表、このドラマの進行に合わせたのではないかと思ってしまう位、ドラマの内容に即した、いいタイミングでした。。。 小春さんは「老女自殺」の小さな記事で終わってしまいましたが、野際さんは盛大に報道され、追悼番組もあちこちで特集されて良かったですね(^^) 今更ですが、このドラマに出演中の野際陽子(81)さんが、肺腺がんで、6月13日に亡くなられたそうです。 第55回(6/16金)の冒頭にも追悼のテロップが出ました。 このドラマは、第130回まで続きますが、野際陽子さんの出演シーンは全て撮り終えてあるそうです。 どの辺りまで出演されるのか分かりませんが、気になります。 下記のあらすじの通り、少なくとも来週も出演シーンがあります。 以前、野際陽子さん、ジョギングのシーンがありましたが、これは、野際陽子さんの体調不良を気遣って、倉本聰さんが脚本を書き換えようとしたら、野際さんがこのまま撮ると敢行されたそうです。 女優魂、すごいですね(^^) 来週は、野際さん、ヌーディスト・ビーチで一糸まとわぬ姿で海水浴に興じるシーンがあるようで、びっくりです(^^;) これ、どう撮られているのか、まさか死にそうなのにヌードは出ないと思いますが、気になります(^^;) このドラマ、ゆったりとした展開のようで、次々と話題が変わるので飽きなくて好きです♪ 最近、私はこのドラマが一番、楽しみです♪(^^) このドラマが野際さんの遺作となりそうですが、来週は、野際さんが沢山、出演されそうで、私の好きなキャラのヒメも出そうで楽しみです♪(^^) - 【第12週(6/19月~6/23金)のあらすじ】 (Yahooテレビより) 第56回[6/19(月)] 夏を迎えた『やすらぎの郷』に、恒例のヌーディスト・ビーチが出現する。一糸まとわぬ姿で海水浴に興じるのは、なんと井深凉子(野際陽子)と三井路子(五月みどり)。いつもの磯釣り中に、その光景を目にした菊村栄(石坂浩二)は、迷惑なようなそうでもないような…。 第57回[6/20(火)] 菊村栄(石坂浩二)は、井深凉子(野際陽子)の話を聞くため、重い気持ちで山家へと出かける。栄の悪い予感は的中。以前、栄が凉子を諭し破棄させたはずの小説「散れない桜」に、ドラマ化の話が持ち上がっているというのだ。このまま放っておけば原作のモデル・九条摂子(姫/八千草薫)と『やすらぎの郷』創始者・加納英吉を巻き込み、大問題に発展することは間違いない。それを見越した凉子は、ある秘策を栄に打ち明ける…。 第58回[6/21(水)] 井深凉子(野際陽子)は、九条摂子(姫/八千草薫)の説得を試みるという。後日、凉子の裏工作は動き出し、姫には小説「散れない桜」の話は伏せられたまま、終戦記念番組を制作するにあたり取材の申し入れがあるとだけ伝える…。 第59回[6/22(木)] 午前3時、菊村栄(石坂浩二)の部屋に、突然、九条摂子(姫/八千草薫)が訪ねてくる。「眠れない…」という姫の言葉は、興奮のせいか、それとも年齢のせいか、今ひとつ要領を得ない。そんな姫を見て栄は、亡き妻・律子(風吹ジュン)を思い出してしまう…。 第60回[6/23(金)] 午前10時まで九条摂子(姫/八千草薫)の話を延々と聞かされた菊村栄(石坂浩二)は、疲労困憊。睡眠不足のままサロンに顔を出すと、真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)がテラスからビーチを眺めるよう勧める。見てみると、そこには女性従業員たちの水着姿が。さらに、凉子(野際陽子)に促され、財前ゆかり(ハッピー/松岡茉優)たちもヌーディスト・ビーチへ繰り出そうとして…
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