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カテゴリ:ドラマ
<3/29(月)追記>
最終回(第10話) の視聴率は、10.2%(関東)。 初回以来、久々に10%を超え、初回(11.5%)に次ぐ高視聴率で、有終の美を飾りました♪(^^) 全話平均は、9.20%でした。 視聴率はイマイチでしたが、介護と能とプロレスという異色の3つを組み合わせて、コアなファンは多かったのではないかと思います♪(^^) 私の評価は、「B」です(^^) * * * * * 最終回(第10話)「最後に皆さん、家族を大切に!ぜあ!」 寿三郎(西田敏行)さんではなく、まさか、寿一(長瀬智也)が死んでしまうとは(汗) 実際、介護している人の方が先に死ぬことも多いですが・・・ プロレスで亡くなる人もたまにいますが・・・ でも、まさか、こんな結末になるとは・・・(汗) 第9話のラスト、寿一がリングに向かう時に、もう一人の寿一が見ていたので「おや?」と思ったのですが・・・ 最終回の冒頭は、大晦日より月日が飛んで、プロレスの結果も分からぬまま、1月中旬の家族での食事風景。 冒頭から普通に、寿一も皆と一緒に食事していて、寿三郎が何度か話しかけて、能の稽古も寿限無と一緒に教わったりして・・・ でもそれらは全て、彼がいない形で、後で、同じシーンを再現しました。 こういう構成だと、余計に切なくなりますね(^^;) 最近見た草なぎさん主演の震災ドラマ『ペペロンチーノ』もこういう構成だったので、後で奥さんが亡くなっていて幻だったと分かった時は、切なかったです(汗) 寿一が新春能楽会で舞うはずだった能楽作品『隅田川』は、我が子を探していた母親が、途中で子供がすでに亡くなっていたことを知るという悲劇。 これに合わせたような内容で、能の歌詞もところどころ、字幕で表示されました。 世阿弥は、この作品で、最後に息子の幽霊を出すかどうか迷い、息子と意見が分かれたけれど、おまえはどう思うかと、寿三郎さんは寿一に聞いて・・・ 「よく分からないけど、俺なら出てくると思うよ」 と言ってた通り、寿一は幽霊で出てきました(^^) 急に死んだので、自分の死を納得できなくて、寿一は幽霊となって現れ、寿三郎さんだけに見えたのでした(^^) これは認知症の症状ということではなく、霊が見えただけだと思います(^^) 寿三郎さんも寿一の死を受け入れられなくて・・・ 寿三郎さんだけ見えたまま、新春能楽会が開催。 寿三郎さんは元気になって、地謡として舞台に上がりましたが、幽霊の寿一の方ばかり見て、舞台に身が入らない様子(汗) 能の進行中に、2人で会話。 寿三郎さんは自分のせいで、寿一が死んだのではないかと後悔。 ところどころ、地謡として謡いながら、息子が死んだということに納得し、寿一の幽霊は消えました(涙) 寿三郎「寿一、おまえは大したもんだよ。よくやったな。~ 国の宝にはなれなかったけど、家の宝にはなれたな。 おまえは観山家の人間家宝だ」と、初めて寿一を褒めました♪(^^) ほんと介護も能のお稽古もプロレスもして、バラバラだった観山家をまとめあげて、皆で笑って、観山家の家宝ですね(^^) 寿三郎のお葬式の準備をしてきたつもりが、自分のお葬式の準備になって、皆も寿一のお葬式、ラクだったことでしょう(汗) 「これが、俺がいない俺の家の話だ」 これ、切なかったです。。。 それにしても、さくら(戸田恵梨香)さん、寿一が好きで、お墓の前で幽霊の寿一とキスしたのに… 「親父が死ぬまでそばにいてやってください。 さくらさん、俺の家を頼みます」 その1年後に、まさか踊介(永山絢斗)さんと結婚するとは(^^;) 「俺の家を頼むとは言ったが、弟とくっつけとは言ってない」と寿一は怒っていました(^^) さくらさんは、踊介の妻として、観山家と寿三郎さんを守りました♪(^^) 寿三郎が元気になったので、彼の遺言状、踊介が捨てようとしましたが、さくらと舞(江口のりこ)が見てしまい、踊介も見ました(^^) 財産分与は、兄弟均等にと書かれていたよう(^^) 踊介は財産より、誰が二十八世観山流宗家を継ぐかが気になりましたが、画像では見せませんでした(汗) その遺言状をさくらさんが寿一のお墓に持って行って、”寿一”と書かれているのを見せました(^^) 今まで一度も褒めなかったのは、褒めると、そこで終わってしまうから。 寿一にそれだけ期待していたのでしょう(^^) でも、寿一が亡くなってしまったので、寿限無(桐谷健太)が二十八世観山流宗家を継ぐことになったよう(^^) 寿三郎さんと血も繋がっていたし、まともに子供の頃からずっと練習してきたのは彼だけなので、無難な結果ですね(^^) 寿一が継ぐより良かったと思います(^^) 元気になった寿三郎さんは、地謡として、舞台に立ち続けました(^^) 寿一の息子の秀生と、舞の息子の大州も一緒に練習して、『隅田川』の舞台に立ちましたが… 秀生が、二十九世観山流宗家を継ぐようです。 大州はその後、波乱万丈のようで、若くして、子供が2人できるよう(^^) 家族のかなり先の話まで教えてくれました(^^) 主人公は亡くなってしまいましたが、観山家は明るい未来を感じられて、いい落としどころだったと思います(^^) あんな程度のお稽古で、寿一が二十八世観山流宗家を継いだら、甘いと思ったでしょうから(^^;) クドカン脚本のドラマ『木更津キャッツアイ』でも、続編の映画で主人公が若くして亡くなり、その死を父が看取るという展開が描かれていました。 今作も、世阿弥と『隅田川』が伏線のように以前から出てきたので、この結果を予想できた人もいるかもしれませんね(^^) 長瀬さんは3月一杯でジャニーズ退所&芸能界も引退して、音楽関係の裏方として新しい仕事の形を作り上げていくと発表しています。 だから、これが最後の出演作となります(汗) TOKIOの残りの3人は同年4月1日付でジャニーズグループの関連会社となる「株式会社TOKIO」を設立し、グループとしての活動を継続することが発表されています。 長瀬さん、ほとぼりが冷めたら、個人事務所を作って、山口さんと一緒に、音楽活動と、ドラマ出演もしてほしいと思います(^^) 【最終回(第10話)あらすじ】 (Yahooテレビより) グループホームを抜け出し観山家にやってきた寿三郎(西田敏行)は、3度目の脳梗塞で危篤に・・・。多くの門弟や家族たちに囲まれ、最後の時を迎えようとしていた寿三郎の前に、いままで正体を隠してきた寿一(長瀬智也)がスーパー世阿弥マシンとして現れる。そして「肝っ玉!しこたま!さんたま!」の掛け声で、奇跡的に寿三郎は一命を取り留める。そして寿一は新春能楽会で舞う予定の「隅田川」の稽古に励んでいた― 【原作・脚本】 宮藤官九郎(「いだてん〜東京オリムピック噺」、「あまちゃん」、「タイガー&ドラゴン」、「池袋ウエストゲートパーク」など) 【音 楽】河野伸 【介護監修】篠塚恭一(NPO日本トラベルヘルパー協会) 【医療監修】熊﨑博一(国立精神・神経医療研究センター) 【能楽指導】浅見慈一(観世流) 【プロレス監修】木曽大介、勝村周一朗、翔太(ガンバレ☆プロレス) 【チーフプロデューサー】磯山晶 【演 出】金子文紀、山室大輔、福田亮介 【視聴率推移】(関東地区。ビデオリサーチ調べ) 第1話 11.5% (1/22) ※15分拡大 第2話 9.7% (1/29) 第3話 8.9% (2/5) 第4話 8.2% (2/12) 第5話 9.7% (2/19) 第6話 8.5% (2/26) 第7話 9.3% (3/5) 第8話 8.3% (3/12) 第9話 7.7% (3/19) 第10話 10.2% (3/26) ※最終回15分拡大 [平均] 9.20% (平均は単純平均です。時間延長を考慮に入れていません) 公式HP・人物相関図 長瀬智也『俺の家の話』「衝撃」という言葉が陳腐に思えるほどの予想外な最終回 俺の家の話 DVD-BOX [ 長瀬智也 ] 【送料無料】 TBS系 金曜ドラマ 俺の家の話 オリジナル・サウンドトラック 【CD】 にほんブログ村 人気ブログランキング できればクリック、お願いします♪(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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