テーマ:ニュース(100260)
カテゴリ:今
南部に住むウルトラ美男子英雄C。ハリケーンの被害が無かった所に住むが、もちろんまわりが皆気がたっていて大変らしい。
下手に(最初から滅裂している)救援活動に加わることもできず、唇を噛んで悔しがっている。 アーバン・プランナーのC。「こうなる事は、判りきっていたんだ」と地団太を踏む。何年も前から、プランナーや科学者が集まって色々なハリケーン・インパクト・モデルを研究して、この様な大災害にいつかなることを予測していた。 緊急事態になったらまず車がある人、他に頼りのある人、「普通」の階級の人は自力で逃げおおせるが、貧困者や、身動きのとれない人などをどう避難するかという所で皆口をつぐんで話が跡絶えてしまう、その繰り返しだったそうだ。彼曰く、その中では悲しいことに、「どうせ殆どが黒人なんだからいいじゃないか」という思考の人もいるそうだ。Cは我慢できない。 生活保護を受け取っている人などは、月末、首が回らなくなる。これが無いと食い繋げない。Cが言うには、政府がこの面の準備も怠ったため、月末に発行される生活保護の小切手を受け取れるまで待つためニュー・オーリーンズにとどまざるをえなかった人が少なくない、ということだ。 だから、死亡者や、一番酷い思いをしている人達の殆どはいつもの通り貧困者なんだ、と自分の事の様に悔しがっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[今] カテゴリの最新記事
|
|