テーマ:恋愛について(2623)
カテゴリ:不思議な友
婚約発表から式招待状到着までなんと一週間のR嬢。昨日帰宅したら郵便受けに輝いていた招待状。その式も来月。なんと。
数日前の<いいことバトン>で辛くも「いいこと」の一つだったR嬢の婚約。 R嬢は大学で出会った。大親友B女と同じく恋愛運最低で、大学卒業とともにお母様が急に亡くなっている。そして、最近お父様も病気だという事が判明。 R嬢は知的で魅力的なのに自分に自信を持つことに戸惑う、けれど好奇心たっぷりで積極的な女性。 彼女とアタクシはなぜか文学部の教授数人に特に可愛がられていた。しきりに勧められていた道は大学院→博士号→教授。二人ともこの期待を見事に裏切った。いまだに R嬢は先週、実はこの結婚に自信がない、と告白した。何となくこういう状況になってしまったが乗り気ではないし、E君が生涯のパートナーだって確信のかけらもない、というのだ。こんな迷いのあるまま結婚に踏み切ってしまって大丈夫なのだろうか。お父様を安心させるためにの結婚、とも思えない。 「Rはいいの?なんだかすっきりしてないじゃない。」 「そうなんだよねー、でも、まあ、いいのかな?」 いいのかなって、あなた... 『おめでとう!』って心から祝福したいのに。幸せいっぱいのR嬢の笑顔を想像しながらお花を沢山送りたいのに。 アタクシがつべこべ言う事ではない、と判っているのに。 付き合い始めたころ、「E君は気がなんとなく合うし、いい人なんだけど、イマイチなんだなぁ~」と言う雰囲気だった。最初から燃える事がなかったようなのだ。アタクシはこれが到底判らない。が、落ち着いているし、「普通に幸せ」ってやはり稀な事だからいいんじゃない、と自分に言い聞かせてきたが納得がいかなかった。 それは同棲し始めても変わらなかった。 「まあまあ好きだし、一緒に住んじゃうと経済的に楽だし、でも魂の底から世界の何よりもこの人を愛すかって聞かれるとなんだなぁ、愛してるって言うよりじゃまにならないし好きって感じかな」と言われてアタクシは硬直した。 こんなはずじゃなかった。R嬢ははにかんで、熱い想いを言い濁す人ではない。熱烈な思いを燃える胸に抱えて、心の悲鳴の様な言葉でそれを言い表せる情熱的な人なのだ。それがこんな... という訳で手放しで喜べていないワガママなアタクシ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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