テーマ:手作りについて(222)
カテゴリ:料理
実家のイチジクは、真夏に一度とれ、運がいい年はまた秋に後作がとれる。
「後作がとれる」なのだろうか。それとも「後作ができる」? 今晩、父がバケツに沢山とれたから届けてくれる、と言う。 「バ、バケツ一杯!?」って驚いていたら、「だって、おまえ、夏に、あまったらジャム作るとかなんとか言ってただろ。」 そういえば、確かに... 今晩もムーミンが遅くまで留守なので、その間に作っちゃおう、とほくそえんでいる。ルル子様の好きなジンジャーを入れようかしら、と迷っている。 毎年、何かのジャムを作らないと物足りない。ちょっとしたプレゼントとしても使うので、多めに作り、瓶詰めにする。「またあのジャムちょうだい!」とせがんでくれる友人もいる。嬉しい。 去年は海辺の草原で傷だらけになってとったブラックベリーのジャムと、馴染みの農家でとれるストロベリー。 なぜか、ジャムを作る最中、気がつくと歌を口ずさんでいる。 そのほかに地下室のワイン貯蔵室(と勿体ぶって呼んでいるがただの地下室)に、アプリコット、ネクタリーン、ラズベリー... 一つ一つ、手に取ると、作りながら歌った歌が聞えてきそうでうれしくなる。 特に、アプリコットジャムは子供の頃大好きだった松谷みよ子氏作の「ジャムねこさん」の思い出が重なり、心がはずむ。 - - - あらら。飛行機の便がキャンセルされてしまい帰ってこられなくなってしまった!!!とのこと。 笑顔が、楽しみだったのに。ああ、びっくりさせたかったのに。 (...ジャムより、台所の修羅場にびっくりしたかも!) こういう晩は、眠れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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