カテゴリ:洋館の毎日
ムーミンが育った大都会は、冬雪深い。少年時代は付近の新聞に取り上げられていたほどのホッケー選手だったムーミンは、意味不明な筋肉質だし、もうオジンのわりにまだ運動神経はイイ方だ。寒さに強い。
ちょっと寒いとすぐに霜焼けになり、ブクブクと痒く痛くミミズぶくれにまでなるアタクシとは大違い。 なので勝負は速くつけるに限る。 ムーミンは最初、まったく舐めてかかって来た。男が「あぁ、どうせ女なんだから」と舐めてくるのは思う壷である。こういう場合、コテンパンにして思い知らせる必要がある。 まず、眼鏡をかけたままで開戦、というのがバカにしている。 ふっふっふ。 ここは、ちょっと小手調べのふりをして、しばらく可愛く、威力無しでポンポンとロブ。これは、眼鏡が適温まで冷えるのを待つためであり、この間に直撃を食らわない様に、要注意。 二分ほどでいい。 二分経過の所で、本番。まず急に威力もスピードもアップ、油断しきっていた所、ふいをつき、バッチリ顔面レシーブさせる。 これで終わりのわけ、ないでしょ? もちろん、眼鏡のレンズが冷えているので、雪がレンズに凍りついてちょっとぬぐっただけでは容易にとれない=めくらになる。 相手は必ず焦って、後ろを向き、頭を下げて、眼鏡をどうにかしようとする。 狙っていたのは、この瞬間。 全力疾走で走り寄りながら、今度はこの頭の後ろを数回直撃。頭を下げている=襟が開いている=雪が背中に落ちる=成功。 「ぎゃああ」と首をすくめたら最後、後ろからフェイス・ウォッシュ=手袋一杯の雪で顔面ゴシゴシ!!地面にゴロゴロ転がっても無駄。 ここらへんで許してもいいけれど、土下座して、無意識にでも女をバカにしたのを謝るかによるなぁ。 平等に扱え、平等に。同士なんだから。ね? - - - 「秘伝3」を暴いてしまったら、さらに嫌われそう... 珍しく、気の早いゆきが、まだ降っています。 しん しん しん しん しん しん ゆきは、味方ね。 どなたか、雪合戦したい人ぉ~ この指に集まれぇ~ ゆきの砦、つくりたぁ~いっ! 今日の予定:国党首と国会議員候補の二人に勧誘。どうでもいいけど一人づつにしとくれ~ アタクシなんかよりちゃんとスタッフがいるでしょ~ 晩はカクテルパーティーにまで同行させられる(いつ何処で着替えるのさ?トホホ...)生きて帰れるかな。 - - - もっと雪合戦の話?コチラ、必殺技秘伝1 と ボディーガードと決闘する女。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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