テーマ:キャンプを楽しむ方法(4859)
カテゴリ:海
[大胆なラッコが出現、散歩を遮ったC島の浜] 昨夏初めて行った、小さな小さなC島。 ラッこや白頭鷲や青サギやミンクや鹿があふれる小島。広い浅瀬にかこまれ、引き潮には隣島と繋がってしまう小島。 昨夜、C島の夢を見た。 カヤックをゆっくり漕ぎ、満ち潮にこの浜にザザザザッと乗り上げ、一人づつバランスよく、ひっくり返らない様に降りる。足首に冷たい波。どんな足場でも、ハイブリッド・サンダルが心強い。夢の中、赤いサンダルで踏みしめていたのは、砂利ではなく、一面白虹色に輝く真珠層だった。 あらら、もったいない。 昨夏と同じ所にまたこだわって選んだテントを張る。絶好のキャンプ場は、上の写真で、中央よりやや右側に見える丸い樹の数歩奥。 [昨夏、C島でのテント] ちょっとした岬になっている、樹にかこまれた狭い平原。夢では、草原は瑞々しい緑だった。 頭上には、何度も見上げて眺めたあの大きな白頭鷲の巣。「大きな鷲の巣」と言うと、小さな車ほどの多きさの物もあるが、ここにあるのは大人二人が腕を広げて手を繋げば囲める大きさ。夢の中のこの巣、小さな白い花があふれ出ていた。「ああ、鷲のヒナは、あの柔らかそうな花の中で寝るのね、気持ちいいだろうな、幸せだなぁ、いいなぁ。」夢の中のアタクシも実物に負けず間が抜けている。 ふと気がつくと、ムーミンは岬の先で釣りをしており、アタクシはテントのそば、木漏れ日の中で読書をしていた。昨夏とそっくり同じ様に。 そっと顔をあげると、またあの鹿の親子が寄って来てしばらく団欒。違うのは、子鹿がなぜか花冠をしている。the boundary様の真似かも! [昨夏、手の届く所でずっと草をムシャムシャしていた子鹿ちゃん] この子、なぜ花冠をしていたのだろう。 春が、春のC島が、呼んでいる。 - - - 釣りするムーミンは当然ボーズです、殿下。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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