on the other side of the world

人口が千人に満たないであろう小島で暮らす友人夫婦がいる。

最近の連休に、数人でワイワイと遊びに行った。

のどかぁ～～

彼女は小さな小さな保育園を経営、彼は趣味半分に家具を作ったりしている、ほとんど隠居。

この島では人より鹿が多い。携帯が通じない。月に一度は停電する。そんなド田舎。

注意して運転しないと、ヨタヨタと道をわたる大きなシチメンチョウを撥ねかねないので、用心。だれかのペットらしく、リボンらしき物をしていたりする　

で、久しぶりに皆で集まって騒いでいたところ、突然モノスゴイにわか雨が降った。

滝の様。一瞬で会話が聞こえなくなる。びっくりして外を見ると、芝に空豆大の霰が踊っている。

...ピカッッ

ひゃー。

雷がドッカーーーーーンッ！！！

すごいすごい。

それもつかの間、すぐしずかなシトシト雨に変わった。

...と思ったら、今まで聞こえなかった音が、コンコンコンコンコンコンッッ！玄関からだ。

コンコンコンコンッッ！

ん？とアタクシが席を立つ時、友人がちょっと気になる笑みを浮かべていた。

だれか他に来るはずだったっけ？

...と首をひねりながら玄関に行くと...


















[画像・「速く 早く入れとくれっ」]

...友人達が飼っているニワトリだった。

そんなに可愛いお尻モッコモコでアピールしても、入れてあげないよぉ～。