テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:旅先
北米西海岸付近「危険な喫茶店」1、2
テーブルがいつの間にか回ってしまっていたり、上下に浮沈したり、壁にめり込んだりする不気味なカフェで、初めての人は叫び声をあげて驚く、お手洗いにある「それ」。 古屋敷のちょっと暗くて、ちょっと狭くて、ちょっと長くて、ミシミシなる階段をあがり、心細い思いをしながら、暗く長い廊下をさまよっていると、入ってはいけない部屋に迷い込んでしまいそうな気がする。 ひっそりと暗い。 古くて、不気味。 そして... あぁ、やっとやっとあった! よかったぁ~! 胸をなでおろしながら、小さく「トイレ」と表示されているドアを開けると、そこには... 人がいる...っ!! ひぃっ...! 揺り椅子に人が...! ドッキンドッキンドッキンドッキンドッキン...! ...と思いきや、それは実物大の、髭もじゃの人形である。 よくみるとシュノーケルとマスク・ゴーグルをしている...? 珍しく広いお手洗い、十二畳はあるだろう。 どうでもいいけど、便器の隣の揺り椅子にこの人形、気持ち悪いんですけど。 どーしよ。 と、ドアを閉めるときに表札が目につく。 「ちびっちゃった? それとも...? エリック・サティちゃんが気味悪くて、出るものが出なくなってしまったお客様は、スタッフにお問い合わせください 『安全なお手洗い』にご案内させて頂きます。臆病者め。」 ...なぬぅ?? 「エリック・サティ」ねぇ。さっすが音楽家のテーマの喫茶店。むむむ。 それにしても、このカフェの事だ。他にも仕掛けがあるのかもしれない。 恐る恐る見回すと...? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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