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2006.06.30
テーマ：障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ：不思議な友
「出馬
 １の巻」はこちら「普通」の子は、数ヶ月で自分の名前を呼ばれれば、その方向を向いて微笑する。 「バイバイ」などの仕草を真似する様になる。 微笑みに反応して喜び、にっこりする様になる。 一歳になる頃には、親が玩具などをあたえているとその視線を追って興味をしめし、一緒に見る。 自閉症スペクトラムの子は、この傾向が少ない。 正式に診断される歳は平均3-4歳だそうだが、はやく発覚されればよい治療法もある。 Rは愛くるしく微笑するE君の笑顔に胸を撫で下ろしながら、やはり何かと気をつけていた。 そしてある事に気がついた。 E君は、そばで笑い声がしたり、名前を呼ばれたりすると微笑する。 だが親が微笑んでも反応しない。話しかけた時に初めてにっこりする。 玩具を顔の前で泳がせても目で追わない。 もしかして、E君は目が見えない...？ 続く お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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