テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:家族・実家も北米
す、するど~い。
山と海と空と様に先を越されてしまったのだが、清掃サービス・恐怖の巻。 立て続けておぞましい話題で申し訳ないのだが、 以前 妹J はあるハイテク社(注:なぜか一応トップクラス)で電子工学士として働いていた。妹J は大変きっちりとした頑張り屋。最初から最後まで地味にこつこつとこなす。 ズボラでいい加減で大雑把な姉(←アタクシ)とは大違い。 寓話なら妹J は「蟻」でアタクシは「キリギリス」。とにかく健気で一生懸命な人。 それはさておき、 このハイテク社、優秀な若者(?)を世界各国から集めようと、条件が結構よかったらしい。駄菓子屋を買い占めた様な「お菓子部屋」のお菓子やジャンクフードが全て食べ放題。「ゲームルーム」でビリヤードやらピンボールやらもちろんテレビ・ゲームも遊び放題。 勤務時間は自由。プロジェクトを締め切りまでに完成すればよし。 という事で、もちろん締め切り近くになるとそれまでお菓子を頬張って遊んでいた そんなある晩、深夜に恐る恐るお手洗いに行った妹J は清掃サービスの用務員さん(?janitor)が女子トイレの掃除中の場面に遭遇したらしい。 「あーびっくりした。だってね、うちの会社、その日徹夜組エンジニアで女はあたし一人なんだもん。だから夜中だし。トイレから変な音がするし。」 そう、妹J はものすご~~~く怖がり。 妹J は小学低学年の頃一人でお手洗いに行けず、当時たしか二才だった妹E を一緒に連れて行った人。 二歳児を連れてってどうするんだ。 ...まぁ、長年考えて(?)アタクシが勝手にたどり着いた答はこう: 自分より足の遅いのが一人いれば、自分はとりあえず助かる ...責任感溢れる妹J に限ってこれはありえないのだが。 とにかく。 深夜の、誰もいないはずの女子トイレから物音! 「はろー」と声をかけてみたらしい。 「おぉ、はろー」と用務員さん。 なんだ、用務員さんか。はーーーっ。よかった。 「私ちょっと場を外しますね」と廊下へ。 「...すみません...」とお仕事の邪魔をしてしまったので謝る妹J。 こういう時 妹J はとても焦ってしまう。人を待たせるのが大嫌い。 「は~い、お待たせしました~」と声をかけながら手を洗っていた。 今回、ほんとに下品で恐縮です。ごめんなさい。 「おっけー、もうこれで終わりなんだよ♪」と用務員さんが入って来て一番端の個室をちょっと掃除している。 妹J は眠気覚ましに、ついでに顔も洗っていた。 「その時一人だったら怖くて顔なんか洗ってられなかったの。用務員さんがいたから安心で。」 あんたはまだそんな小心者? 「ふーーーっ♪」 っと顔を拭いていると用務員さんが 「じゃあグッナイ♪」 とお手洗いを出て行ってしまうではないか。 「まずい!」取り残されちゃう! と急いで一緒に女子トイレを後にした妹J だが、その数秒後 モノスゴイ光景 を目撃してしまう。 用務員さんはさっさと社員の机の掃除をし始めた。 机を拭く。受話器を一々持ち上げ丁寧に拭く。 トイレ掃除を終えたままのバケツと雑巾で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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