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2007.07.01
テーマ：海外生活(7773)
カテゴリ：旅先
そんな日本客にまぎれ込み、ムーミン達が珍しく野球を見に行ったのでアタクシはその隙にいつかの誤ってセピアの日の様に、携帯カメラを片手にぶらぶらしてみた。 街で一人、観光客気分。滅多に来ない街なので自由に好きな事ができるのが嬉しい。  まず駐車場に入る前から盛り上がる。 「ハワイのプレート！見てみて！」 「ほんとだ！」 「誰だよ、ハワイから運転して来る人って。」 見にくいが綺麗な虹がかかったプレートだ。ふむふむ。変わったのね。  じゃあいつものあのレストランで待ち合わせね、試合が終わったら電話してね。  アタクシはまずお気に入りの本屋へ直行。 古い本屋が好き。 ずーーっと初版を狙っていた本があって大満足。 一緒に探してくれたお兄ちゃんもカッコヨクて大満足。うししし。「あぁ、二階の○○セクションに一冊あるみたいです、こちらです」となんと持ち場をはなれ、いいです、自分で、というのに二階まで連れて行ってくれ、「この棚です♪ えっと、あぁ、あった♪」と嬉しそうに見つけてくれたので思わず拍手。  ちょっとお腹がすいたので悩む。本屋の地下の美味しいカフェにするか。 でもお天気がこんなに良くて涼しくてステキだから今日は「地下」はやめとこう。 数件先の元駅のカフェにしよう。 このアンティックな風景がまた大好き。古い駅を改造してカフェや本屋やら陶芸のスタジオやらがたくさんある。眩しくて見えないがアーチの向こうはちょっとした公園。 今頃ムーミン達は何を食べてるんだろう。お弁当持ち込み禁止なのできっとホットドッグかなんかだろう。ムーミンがいないと寂しいよぅ... たかが三時間ほどなのにね。 アタクシはさっそく新しい本を片手に軽く昼食。だって晩ご飯はあの美味しいレストランなんだもの。あそこで皆でわいわいと一杯食べるつもりなんだもの。  アーチをくぐったところ。写真を撮っていると、ん？ んんん？ カポッカポッカポッカポッカポッカポッカポッカポッカポッ お馬さん！  中央に小さく見える、騎馬警官。 それにしても、ちょっと不思議な歩行... れれれれれ...？ 一列に並んだポストの間を縫う様に、馬をスラロムさせていらっしゃる。 暇なのね。  さよなら、お馬さん。 涼しい木漏れ日に響く蹄の音。  そのまま道を渡ると都内なのに滝の音がする。 それもちょろちょろ流れる滝ではなく、 ごーーーーーーーーーーーっ と大きめの滝。 菩提樹の花が咲いていて、この中庭（？courtyard）はとてもいい香り。鳩が沢山。  一人ぶつぶつ呟きながら何か書いている詩人らしき若者もいる。  気持ちいいけれど長袖一枚じゃちょっと寒い。 ここでムーミンが電話で 「延長戦になっちゃった！」 いつ終わるか判らないから先にレストランに行ってて、ですか。  げぷっ こらこらこらこらこら。 美味しかったね～、と食後のお散歩をしているとお洒落なホール・カバー！ すかさずパチリ。 う～ん。 これじゃ大きさが判らないね。ムーミン！足を一緒に写させてよ！ 「ムーミンったら野球見に行くのになんでイタリア製革靴なわけ？」 「そうそうそう、なんで？」 どうでもいいから！足を！こっちにもってこいってば！  「え？あたしの足？」 と見知らぬ通りすがりのオバサン。 マズイデス。 非常にマズイ。 このオバサンも、いっしょのオジサン大入道も、バリバリのバイカーだっっっ... は？え？いえ、すみません、彼の足を一緒に撮って大きさを... 「じゃ、あたしの足を撮って！ね？」ともうすでにポーズしていらっしゃる。 名前 タリア川の石 職業 ろくな事してない Lv 3 装備 Kavu社竹リネンシャツ seatbeltbag.com 赤バッグ 銀の腕輪 赤い携帯・カメラ バイカーおばさんがあらわれた！ 「あたしの足の写真を撮って！」をとなえた！ タリアびびった。３のダメージ。 攻撃 防御 どうぐ 呪文 ← にげる こわいよー wtf? how do you get your hair so big? ペディキュアが剥げてますねぇ え？え？あ、はい、ありがとうございます ← タリアは「え？え？あ、はい、ありがとうございます」をとなえた！ バイカーオバサンはにんまり笑った！ 攻撃 防御 どうぐ ← 呪文 にげる タリアは携帯カメラを使った！ バイカーオバサンは「ハーリー・ディヴィッドソンのサンダルなの！いいでしょ？」をとなえた！ 攻撃 防御 どうぐ 呪文 ← にげる こわいよー how drunk are you? aren't you hot in all that leather? そんなの知りません は、はぁ。さんくす ← タリアは「は、はぁ。さんくす」をとなえた！ バイカーオバサンは満足そうに歩き出した！ オジサン大入道がタリアに大きなウィンク！ タリアまたびびった。５のダメージ。 それを知らないオバサンも５のダメージ。 何も出来ずに見てたムーミンも５のダメージ。 タリアはレベルがあがった！ タリアの強さが１あがった！ タリアの運のよさが１あがった！ タリアは「バイカーオバサンには逆らわない」を覚えた！ そしてタリア達の旅は続く。 こわかったよぅ。  「what the f*** was that?」 知りません。サンダルの自慢したかったのかしら。 「harley davidson makes SANDALS?」 知らないってば。 数歩先にポケモソ発見。 名前：カベトリ タイプ：鉄 分類：真鍮飾ポケモソ 特性：コダマゲロ 他にも色々あったけれどサンプルまで。 ねぇねぇ、アタクシあのアウトドア・ショップに行きたいんだけど。 「おぉ～～～、いいね、九時まで開いてるはずだし！」  このアウトドア・ショップの入り口は茂みに覆い隠されている。さすが。中庭ではマウンテン・バイクを試乗できるトレイルまである。なぜここにも滝があるのかは謎。まさかカヤックできる様な滝ではありません、念のため。  夏です。シーズンです。外にまでカヤックが運び出されている。わくわくわく。  頭上には巨大なスイス時計がいくつかあり、世界の山々の知識が表示してある。これはアラスカのデナリ山。北米最高の山だ。 どうでもいいけど、この時計、時間があってませんけど。 大変！閉店まで２０分しかない！２０分後にここで集合！  で、もちろんアタクシが見たかったのは... 別にもう一艘買おう、なんて思っている訳じゃないのだけれど。  楽しかった！ありがとう。 ばいばい。 またね。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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