テーマ:暮らしを楽しむ(387684)
カテゴリ:不真面目文学
[画像・バラ風味] 今回初めてバラの香りのターキッシュ・ディライトを買ってみた。 昔ナルニア国物語を読みながら一番の疑問に思ったのは、「ターキッシュ・ディライト」ってそんなに美味しいのか?どんな味がするのか?兄、姉、妹を売り渡してまで欲しくなる魔法のお菓子なのだろうか。 エドマンドが白い魔女からそのかぐわしいお菓子をもらう場面を初めて読んだ時、小学三年生だった。やっと英語が普通に扱えるようになった頃、七冊のナルニア・シリーズを一気に完読したが、一冊目の「ターキッシュ・ディライト」の誘惑に負けてしまったのだろうか、そればかり気になった。 当時イギリスで普通に売られていたお菓子だが、北米では手に入らなかった。 ターキッシュ・ディライト。 ターキッシュ・ディライト。 初めて食べたターキッシュ・ディライトは大学に入ってから。友人が新聞部に、親戚のお土産の、宝石の様なお菓子を持って来た。 「このグリーンのが一番美味しいんだよ、ほら」 と笑顔ですすめてくれたのを、わくわくしながら頂いた。 念願のターキッシュ・ディライト。 淡い色の、不思議な優雅な香りがする、柔らかく甘いお菓子だった。 美味しい!なんで緑なの?この味は何の味? 「え?ピスタシオなんじゃない?」とその子は言った。 最近調べたところ、ピスタシア・レンチスカスの樹のヤニを使うのだそう。ふ~ん。 美味しかったけれど、魂と引き換えにでも食べたい...? いいえ、それはヒヨコちゃん。 それからもお店で見かけると時々買ってみるのだが、美味しいメーカーと、まるっきりのハズレと、色々。 ピスタシオ・ナッツがぽちぽち入っているターキッシュ・ディライトもある。 今週は華麗な友を想いながらペルシャ食品店に寄った。ザクロのジュース、ファラフェル・ミックス、羊ミルクのフェタ・チーズ。 次の日に洋館でちょっとした会議の予定があったので、ピスタシオのクッキーとターキッシュ・ディライトも。 バラ風味のターキッシュ・ディライトは初めて。 ちょっぴりつまむと、rosy peachお姉様のバラ園の香り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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