テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅先
アタクシのためにタクシーを呼んでくれようとしたフロント係の女性がおメメ点々で受話器を置いた。 運転手が今朝急に辞めてしまったらしく、タクシーがない、というらしい。 ないって、 一台もないんですか? 「申し訳ありません 」 えぇ~~~?? 運転手が一人辞めてしまうとタクシーがなくなってしまうほど小さな村へ出張だった。 どうしよう。空港までヒッチハイクなのかしら。ひー。 でも笑わずにはいられない。フロントの女性と顔を見合わせて笑ってしまった。 でもフライトの時間が迫っている。 どうしようどうしようどうしよう。 すると思いがけず、その女性が助け舟を出してくれた。 「あと十分で仕事が終わりますから空港までお送りしますよ 」 助かった なんてこった。 お礼状を書かなきゃ。 確かに辺鄙な田舎村で色々不便かもしれないけれど、だからこそ皆暖かく助け合い支え合って暮らしているのだな、と小さな飛行機の中でふと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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