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2007.12.21
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カテゴリ:不真面目文学
applefilofax.jpg
[画像・what so false as truth is / false to thee?]

先週、仕事納めの日、スケジュール帳を眺めてぼんやりしていたらいつの間にかその中のロンドンの地図を広げていた。

なぜ北米に住んでいるのにロンドンの地図なのか。

ロンドンの中世時代に築かれた細々とした街並は、ベテランのタクシーの運転手でさえ知り尽くす事が出来ないと聞いた。そういえば、住所を告げると運転手がまず「A to Z」をペラペラとめくるのが当たり前。アタクシの住む田舎町では考えられない事だ。

でもその毛細管の先端の様な小道の一本一本に気が遠くなる程の歴史がしみ込んでいる事も、コチラ人から見れば思わず身震いしてしまうほどの大ロマンだったりする。

本を読んでいる時、一度でも行った事のある街並や区域が登場すると読み心地がまったく違う。子供の頃から何度もきちんと読んだつもりのイギリス小説を、初めてロンドンから帰宅して何気なく読み進んでみてびっくりした事がある。

え?

マーブル・アーチって、ホテルのすぐ近くだったじゃない!そうか、あのハイド・パーク沿いの道を主人公がてくてく歩くのね、で、公園に入ってあの銅像で待ち合わせだったんだ、そうか。そうなのか。

それまで何度も丁寧に読んでいたつもりが、所々読み流していたらしい。文学科卒失格。

アタクシが浅はかで想像力が足りないだけなのだろうか。

本を読みながら「何々通り」ってどこだっけ、とペラペラ調べるのも好きだけれど、ちょっと息抜きに眺めるのも好き。

ちなみに、日本の小説を読んでいて「池袋」や「渋谷」など子供の頃確かに行った事があるはずの場所が出て来ても、映画などでも見た事があるはずなのに、どこかピンとこなくて、知らない場所の様な気がするのだけれど。




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quotes from browning: "a woman's last word"








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Last updated  2007.12.21 18:45:00
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