テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:洋館の毎日
車の窃盗に失敗した上に、わざわざアタクシ達の音楽の趣味までバカにしてくれたこの話、実は信じられない続編がある。
壊された運転手側の鍵とイグニッションを修理してもらっている間、代車を無料で貸してくれた。 なんだかモノスゴク大きな キンキラキンのボルボ だった。 いつも薄汚れているウチの車に比べると、「洗ってある車」は何だって キンキラキン に見えるのかもしれない。 とにかく、路上駐車は怖くなったけれど、まだガレージが材木で一杯だった。なのでやむを得ずリビングの窓から見える所に停めておいた。 修理に一週間かかります、と言われていたのだが二週間経ってもパサットは戻って来なかった。 VW車のもう一つの秘密?は、イグニッション・キーに電子コードが仕込まれていて、その鍵とイグニッションが握手しないとエンジンが自動的に停止する様になっているらしい。そのおかげで車を盗まれなくてすんだみたいだ。だが修理に手こずっている模様。 可哀相なパサットちゃん。はやく帰っておいで~ パサットにはカヤック用の特殊ルーフ・ラックを取り付けてある。来週のグループ遠征に間に合わないと困るんだけどな... そんな三週間目の朝、ふとリビングの窓に目をやると 今度は キンキラキンのボルボ がなかった。 ムーミン~~~ レンタルがないよ~~~ ええぇぇぇっ!? こんどこそ ヤラレタ。 どうしようどうしよう。 あのボルボ、オート・イグニッション・シャットオフがついてなかったからだ! キンキラキン だったし! いや、同じ所に停めておいたからだ! きゃー。 また「今朝も遅刻するよ~」と電話をした後またまた警察に連絡する事に。 ご迷惑おかけします。 レンタル会社からの書類を片手に車のナンバープレートなどを報告した後、今度はムーミンがレンタル会社に電話をした。 アタクシは傍らで怪猫を抱っこして聞いていた。 「あのー、申し訳ありませんがお借りしていたボルボが盗まれてしまいました。」 「えっと、昨夜か今朝の早朝らしいです。」 「え?最後に見たのは、えっと昨日帰宅して、え~... 」 「 ... 」 「す、すみません、間違えました!盗られてません!」 は? ちょっとちょっとちょっと。 なんですって? ごめんねー。昨日帰って来て、マッサージ・クリニックに行って、あんまりいいお天気だったからそのまま 歩いて帰って来ちゃったんだった。 あっそ。 ひゃはははは! じゃあ警察に電話して盗難届取り消しといてね。ひひひひひ。 あーアタクシ達ってなんて迷惑なヤツラ。 ごめんなさいごめんなさい。 その朝、あんまり笑っちゃ可哀相だと思いつつ、我慢出来なくなってまたDおじさんに通報してしまったイジワルなアタクシ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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