テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:埃だらけの洋館
洋館は来年で築九十九年。窓ガラスも同じく百年ほど経っている。 その日、本からふと目を上げると夕日がまるで滝を通って来た様に壁に映えていた。その光が洋館の古いガラスのヨレを珍しく強調している。 一見判らないが、拭いてみるとなんとなくでこぼこしている。よく見るとガラスの上部と下部で厚さが違う。このままずっと上から下へと流れ続けるのだろうか。ヨーロッパの教会などで見る数百年経つガラスの様に。 ついこないだ撮った写真なのに、鏡に映っているモクレンが落葉どころか紅葉さえしていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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