カテゴリ:洋館の毎日
年末にひょんな事からジュエリー作りを習った。ちまちま作るのが楽しくてしかたがない。
友人の選挙活動・資金調達パーティーでサイレント・オークションがあると言うので、イアリングを四点寄付してみた。試作品で申し訳ないのだけど、と謝ったら笑われた。手作り感を強調するためにちょっとラフなカードにミツバチのパンチを入れて、イアリングを刺した。石の説明を手書きにしてリボンで結んだ。 寄付してから後悔はしなかったけれどちょっと不安だった。 思いっきり安く売れちゃったらドウシヨウ。 いやいやいや、その前に、売れなかったらドウシヨウ。 それとも、誰も入札しないのを哀れに思った友人達がお情けで入札してくれちゃったらドウシヨウ。 ドウシヨウ・ドウシヨウ。 パーティー中気になって仕方がなかった。でも会場の奥に並んだオークション品のテーブルで自分が寄付した物がどのくらいの値段になっているのか覗きに行くのも恥ずかしくて、違う品に興味があるフリをした。 情けないアタクシ。 高級チョコのバスケットに入札してみたり、あっちの空港券に入札してみたり。そのつどあのイアリングをちらり、と横目で睨むとモノスゴイ値段になっていてまたびっくり。 見間違いじゃないか、と思わず歩み寄って凝視してしまった。 モノスゴイ値段になってしまうとそれはそれで恥ずかしいやらむず痒いやら自分が詐欺をしている様な気持ちになってしまう。「そんなに払わなくても同じのを作ってあげるから!」と言いたくなってしまうのをぐっとおさえる。資金調達パーティーなんだから、と。 結局何百ドルにもなってしまったらしい。 びっくりしたので深夜に帰宅してから材料代を割り出してみた。ワイアー・チェイン・石・ビーズ等、多めに見積もっても合計がなんと $14.33。イアリング一組ではなく、四組で。千五百円で何万円も儲けてしまう感覚だ。 ばはは。 なんだかすごーく申し訳ない気がする。 出品した四点を全部予め撮影したはずなのに三点の画像しか見当たらない。こんな感じ。 カルセドニー、レインボー・ムーンストーン、緑トルマリン、タンザナイト・スワロヴスキー・クリスタル クォーツ・クリスタル、レインボー・ムーンストーン カイヤナイト 「ウチの代議士の資金調達パーティーにもお願いね!」と頼まれてしまったけれど、ドウシヨウ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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