テーマ:農のある暮らし(1199)
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10月16日(土)に、八代市泉村の船本製茶工場で晩茶づくりをさせていただきました。
晩茶は遅く摘んだ茶葉を使用するため「晩茶」といわれるそうですが、新茶が摘まれた後に また新芽が出ていて、とてもきれいな新芽を摘ませていただきました。 摘んだ葉を束にまとめて釜で40~1時間ほどぐつぐつ煮ます。枝と葉が分かれたものをざ るに上げて乾かす。 水分を取るために4~5日乾かします。カビないようにこまめにかき回すのがポイント。ま た、2日目にくらいでよく乾いてきたら、煮た汁を霧吹きで吹きかけるとつやが出ていいそう です。完成するためには、さらにそれから袋に入れて2~3ヶ月熟成が必要。今回は半乾きの 状態でいただいてきたので、現在我が家のベランダで乾燥中です。 船本さんが作られる「青柳茶」など、たくさんのお茶も飲ませていただきました。今まで味 わったことのない豊かな香りがほわ~と広がります。このお茶は「釜炒茶」で、中国より300 年にわたって伝えられた技法で作られているとのこと。ちなみにこの釜は、今では船本さん と、阿蘇波野村の方しか使われていないそうです。今まで特にお茶にこだわりがなかった私で したが、今まで「おいしい」と飲んでいたお茶とのあまりの違いに愕然としました。 ちなみに、今回は同じ茶葉で、紅茶作りも体験させていただきました。 こちらは生葉を天日に1時間ほどさらして、茶葉をもみます。ひたすらもみ続けること約1時 間。同じ茶葉なのにまったく違う香りにつつまれました。その後、濡れタオルで覆って日のあ たるところで発酵させます。その後、110~120℃にホットプレートなどの上で乾燥させ て出来上がりとのことでしたが、今回は気温が低かったため、お世話いただいた方に仕上げて いただき、後日いただけることになりました。こちらも楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月17日 17時43分32秒
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