引越して1ヶ月
引越して1ヶ月。家の中もずいぶん片付き、暮らしやすくなりました。「働きながら、引越しって大変だったでしょう?」といわれるのですが、実際に「住める環境」が整うまでにはそれほど時間はかかりませんでした。(引越しから2日後に表札とポストをとりつけにきてくれたnoharaさん夫妻にも驚かれたほど…)それはきっとこのような理由からだと思います。 その1 今回で引越しは2回目。前回の引越しの際に荷物を整理していたため、荷物が少なめになっていたこと。そして開けてもないダンボールがいくつも存在し、それらは無論片付ける必要もなく、そのまま移動するだけでよかった。 あ~。この「開けてないダンボール」今後も開けることってあるんだろうか。。。片付け本に紹介されている「処分したほうがいいもの」なんでしょうけどねぇ。ちなみに、引越してから1ヶ月。なぜか毎日活躍していた「フライパン」がどこにいってしまったのか発掘できず。とうとう、新しいのを買う破目になりました。 その2 実家の両親の努力の賜物 本当にありがたかったですね。実家の両親はつかず離れずの距離で大雑把な私の性格を理解してくれているからでしょう、細かいところ、後回しになるであろうところをフォローしてくれました。特に家の周りの整備などは助かりました。 1ヶ月住んでみて…の感想です。 <暖房はほぼいらない> 曇っている日はしょうがないですが、晴れてさえいれば真冬でも丸1日暖房なしでいい日もあるくらいです。晴れている日は夜まで暖房なしでだいたい20℃あります。朝の気温は平均すると大体15℃~16℃くらいはあるようです。現在OMの設定は、室温23℃以上になったら、熱をお湯とりにまわすようにしています。熱々のお湯とまではいきませんが、洗い物が苦にならない程度の温度くらいまでは水温が上がっているようです。ちなみに我が家は給湯と補助暖房は「灯油」を使うようになっています。まだ1ヶ月なので正確な経済効果はわかりませんが、おおよそ、以前の家でストーブのみで使用していた灯油量で給湯まですべてがまかなえているといった感じでしょうか?ここまでの「暖かさ」を期待していなかったので正直驚いています。 <無垢床のよさと欠点> うちの床は杉の無垢床です。冬でも素足で本当に気持ちがいいです。でも、欠点もあります。ひとつは水をはじきにくいこと。水まわり(キッチン、洗面、脱衣所)もすべて無垢床なので、すでに水しみのようなものがついてしまいました。これもまぁ、味になると言われればそうなのですがやっぱり気になります。そこで、noharaさんのご主人(プロの木工芸家さんです)に相談して、ご紹介いただいたワックスを水周りだけ塗ってみることにしました。休みが合うときに、夫とトライしてみたいと思います。 あと、普段からワックスがわりとして「ぬか雑巾」をつくり、週1回ではありますが、拭き掃除をしています。昔は学校にもこの「ぬか雑巾」を作って持っていき、みんなで廊下を磨いていたと母が話してくれました。これで一気に「つやつやピカピカ」とは行きませんが、気長に続けてみようと思っています。 それと、欠点といえばもうひとつ。傷がつきやすいことですね。杉は特に柔らかい木なので傷がつきやすいようです。うちはもうすぐ小学生になる息子がひとりですが、言えばわかるのでむやみに物を落としたりすることもないし、それほど極端にぼこぼこになることは現時点ではありません。…が、小さい子どもさんが多いお宅ならば相当傷が入るのは間違いないと思われます。うちもこのまま「一人っ子」なのかどうか、神のみぞ知るですが、しみといい、傷といい、こればかりは神経質になってもどうしようもないですね まだまだこれから歴史を刻んでいくことになる我が家。家族の成長とともに家も大事に「住み込んで」いきたいものです。