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久々の更新になってしまいました。その間、色々ありましたが、僕は元気です。
月が変わる前に今回の未曾有の事件に関して書いておきたく思ったので更新して います。 まずは、今回の東北関東大震災において被災された方々のご冥福を祈るととも に一刻も早い復旧を心から祈らせて頂きます。僕に出来ることはほとんどあり ませんが、会社を通じて募金はさせて頂きました。それくらいしか出来ること が思い浮かばなかったからです。 1971年生まれの僕にとって、多くの事件を目の当たりにしてきました、本当に 記憶に残り、かつインパクトのあったのは以下の3つの事件でした。 ・日航機墜落事故(1987年) ・阪神大震災(1995年) ・地下鉄サリン事件(1995年) 勿論、今回の東北関東大震災は、上記の3つと比べても自分自身に与えた影響。 終わらない非日常という点においてはるかにインパクトのある、一生忘れられ ない事件であることは間違いありません。 地震、津波の影響は勿論のこと。終わらない余震。そして原発問題。 そのどれもが予断を許さない状況であり、計画停電等実際の自分の業務 にも多大な影響を受けています。帰宅の見込みが立たず会社でホテルを 取ってもらって泊まったりもしました。 そんな中、正直疲れ果てて、ただ、自分の業務をこなし、テレビやインター ネットの情報を見て一喜一憂する毎日。勿論、読書も英語の勉強もすること なく毎日を過ごしていました。 しかしながら今は違います。出来る限りの「日常」を過ごすことを心に決め、 出来る限り元の生活に戻れるよう努力しています。 それは、2冊の本のお陰です。 一冊は、清涼院流水さんの「キング・イン・ザ・ミラー」そして、買ったまま で読んでいなかった日垣隆さんの「こう考えれば、うまくいく。」です。 物語(小説)の世界で一番大好きな作家さんと、ビジネス書の世界で一番好きな 作家さんの本をそれぞれ、あえて意識して読みました。 流水さんの「キング・イン・ザ・ミラー」は僕自身、本当に大好きな作品で、 数多い著作のある流水さんの作品の中でも最高傑作といって良いのではない かと思っていました。だからこそ、全く本を読まない状況から一番最初に 読むのはこの作品だなと思い手にとりましたが、これが大成功でした! 彼がマイケル・ジャクソンを通して描いた愛のメッセージは、疲れ果てた 僕の心に生きる勇気と力を与えてくれました。どのページ、どの文章を 読んでも感動できる。何て凄い言葉の数々なんだ。そういえば我らは 言霊の国に生きている。こんな状況だからこそ、言葉の力で力を与えて もらえる。言葉の力って本当に凄いと実感させてくれました。 そのお陰で日垣さんの作品を読み、こちらでも生きる希望と努力する気持ちを 取り戻し、今に至ります。この2冊の作品並びに著者には本当に感謝の気持ち で一杯です。こんな凄い作品を生み出す著者たちと同じ日本人であることを 僕は本当に誇りに思います。 ・・・ 僕たちに出来ることは少しばかりの募金をすることと、自分の仕事をプロ フェッショナルとしてこなすこと。そして「日常」を生きることです。 失って初めて「日常」の凄さ。強さを思い知らされた気がします。だからこそ 僕らは「日常」を過ごすことを意識しなければならない。そんな気がします。 少しでも早く今回影響を受けた方々が日常を取り戻せますように。。。 最後に、あまりネット上に意見を載せることのない清涼院流水さんが今回の 地震についてご自分のサイト「bbbcircle」にて文章を寄せています。 勿論、全編英語ですが、是非辞書を使って読んでください。 ってこれくらい読めないと今の時代・・・(笑) それはさておき、何て素晴らしい英語なんでしょう。。。感動しました。 http://www.bbbcircle.com/NewsArticle.aspx?id=28 (以下、最後の3文をKent訳にて) 我らは少しずつだが日常を取り戻してきている。 世界を癒すための太陽=日本はきっとまた昇るだろう。 日本はその日が来るのを決してあきらめたりはしない。 ※この記事はアメブロでもアップしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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