夏休みの一日
子供達が夏休みになって、皆さんはどうお過ごしでしょう。妻は朝から晩まで鬼のようだし、子供は全く聞く耳を持たないし、狭い部屋の中は四人の娘の運動会状態です。それはそれで楽しいのですが、若干ひとりイライラしているので気になります。誰か私の奥さんにいいアドバイスを・・・お願いします。ごんげん松~08それからおじいちゃんは、しょう吉のかおをのぞき込みながら、また話しはじめました。「そんで なんじゃったかのう-そうじやそうじゃわしのこのまがっとる足の事じゃったのう-じっさまが わしに言ったんじゃ『今はそのまがっとる足の事で いじめられたり 苦しむ事が多いかもしれんが心まで曲がったらいかんぞそれとな~ おまえのかあさんは おまえがその足の事で苦しんどるちゅう事を 誰よりも ようわかっとるっぞ。“かわれるもんなら かわってやりたい”ちゅうてなおまえのかあさんは ひとりでないとるんじゃど”』しかしな じっさまの話しは そん時、わしの心にとどかんかった。わしゃ 自分の辛さしか 考えられんで そんな かあさんの気持ちなんぞ、分かろうとせんかったんじゃ。かあさんが わしのことで苦しんどるなんぞ 信じられんかった」それから おじいちゃんは腰にぶらさげていた手ぬぐいをもちだし、ひたいのあせを何度もふいていました。そして、えんがわの何処と言うわけでもなく、見つめる先をさがしながら、すこし寂しげな瞳で話をつづけていったのです。「それから 何年かたち わしが大きゅうなるにつれて、戦争の足音が“ザックザック ザックザック”近付いて来たんじゃ。そしてそれが、どんどん どんどん現実のものになってのう 本当の戦争が目の前に迫って来たんじゃ。尋常小学校に行っとった子供たちは、み~んな勉強もせんで、校庭を耕して いもを育てとったんじゃ。それは、戦争がひどうなって、くうもんもだんだんすくのうなっておったからじゃ。それから みるみるうちに 戦争がひどうなって来て 村の若い衆に赤紙来てのう かたっぱしから 戦地へ送りだされていったんじゃ」つづく・・・ひとやすみおすすめ絵本本文より~ 「どうして いつも ぼくだけ こんなめにあうんだろう・・・」誰にでもありますよね~ 心の中にこういう思いが浮かぶこと。送料無料キャンペーン中