谷口令　シンデレラ風水

『蝉しぐれ』は私の中で邦画のナンバーワンなんです。

私がいつも、一番大切にしているものがすべて、この中に網羅されています。
資料館で、フィルムが流れていました。

音楽を聴いただけで、庄内の自然が映し出されただけで、胸が熱くなって、
その場を動けませんでした。。。

映画のパンフレットの中に、こう書いてありました。


　『蝉しぐれ』の撮影に使われたオープンセットは東宝美術が時代背景も考慮しながら、
　　約1ヶ月以上かかって製作し、本格的な撮影まで約1年間風雪にさらし情緒を出したもの。
　　撮影は山形県　庄内』

黒土監督が日本中を探しまわって、ロケ地に選んだ場所。。山形県庄内

私はそのとき、
『絶対にセットを見てみたい！！でも庄内って遠そう。。山形か。。知ってる人もいないわ。。』

そう思ったのですが。。。
それが昨年の10月。

そして11月、米沢で大きく事業を展開している方が偶然にいらして、私は社屋を見に米沢へ。。。
山形にご縁ができた！と思っていましたら、
何と今年に入って今度は庄内のオール電化の催しで風水の講演を頼まれたのです！！

『エッ庄内！！！行く、行く！！』

ということで、庄内での講演が決まりました。。

そしてこれも不思議だったのですが、
講演は2時からなのに朝7時の飛行機のチケットを送ってくれたのです。

これって。。。！！
朝の8時半に庄内に着いた私はタクシーに飛び乗り、
念願の『蝉しぐれ』の資料館とオープンセットを
満喫したのでありました！！！

　　　つづく～