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寒くなって、みなさんも長袖や割烹着などを着る季節になりましたので、身近な火災危険について注意しましょう
今なお、身に着けている衣類に着火し火災となり、お亡くなりになる高齢者の方が増加しています 住宅火災での着衣着火の火災原因は、ガスこんろ、ライター、たき火で…特に炊事中の事故が多くなっています 着衣着火を防ぐには、着火しても燃え広がりにくい、防炎製品を使えば安全対策になります。 防炎製品には、パジャマ、ネグリジェ、ゆかた、エプロン、アームカバー、布団、毛布、シーツ、枕カバーなどがあり普通の物より、割高ですが…かけがえのない命を守るために、是非ご使用下さいね 着衣着火は、衣類の表面を瞬間的に火が走る「表面フラッシュ現象」が起こりますので、着衣を素早く脱ぐか、素早く消火して下さいね!…間違っても、炎を口や鼻から吸い込まないで下さいよ!気道をヤケドし、大変な事になりますよ 着衣着火を防ぐポイント 1.パジャマなどの寝衣で袖が広がっているような物を着たまま調理しない。 2.調理中は裾や背中にも注意する。 3.袖や裾が広がっている衣服に火が着いても、気付きにくいので、火気の近くに寄り過ぎないようにする。 4.ガスこんろ越しの作業は、火を止めてから行う。 5.ガスこんろの奥に調味料などの物を置かない。 6.ガスこんろの周りに燃えやすい物を置かない。 7.タバコに火を付けた直後に、ライターを衣服のポケットに入れて着火するケースもあるので、火が消えた事を確認して、しばらくしてから収納する。 8.着衣着火から身を守るためには、自分衣類の注意表示などを確認する。 【表面フラッシュ現象】 表面フラッシュ現象とは? わずかな炎の着火で短時間に衣服の表面を火が走る現象です。 表面フラッシュしやすい素材は綿、レーヨンなどで生地の表面が起毛されている毛羽立ちの多い衣服です。 袖から着火する場合が多いのですが、見えない部分から燃え出すと、発見が遅れ生命の危険にさらされます。また、死者の出る確率は圧倒的に、子供や老人が多くなっています。 表面フラッシュ現象が発生し易い素材の製品 (1)綿、レーヨン等及びその混紡の起毛品(毛羽の長いもの) (2)綿、麻等の編み物(表面に毛羽立ちの認められるもの) 同類の事例 (1)ネルのパジャマにライターの炎が触れた瞬間に炎が広がり、眉毛を焦がしました。 (2)麻のサマーセーターにローソクの炎が触れた瞬間、袖から胸部にかけて火に包まれたようになりました。 (3)寝床の中でタバコに火をつけた途端にボアシーツの表面に火が走りました。 [参考HP] 神戸市消防局 「着衣着火にご注意を!」http://www.city.kobe.jp/cityoffice/48/life/cyakui01.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.31 00:20:12
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