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カテゴリ:読書
仕事がらみだが本当に面白い本に出会った。コレ↓
極端にまとめてしまうと「これからの組織はリーダーではなく、メンバーが引っ張っていく」という(本当にこんなまとめ方でいいのか)カリスマ・リーダー不要論。 著者の中竹氏はまだ36歳。早稲田大学ラグビー部の監督で、07、08年度の大学選手権で同大を二連覇に導いたらしい。 清宮克幸というカリスマ前監督(この人よくメディアに出てたね。ラグビー詳しくない俺でも知ってる)の後を引き継いで、どうチームを改革していったかが描かれてるんだけど、中竹氏の主張にスゲー魅かれてしまった。 「監督としてのオーラなし」、「無理な期待は背負わないし、人にも期待しない」、「変なプライドはもたない」、「自分に自信がないので怒らない」、「選手のスタイルを尊重する」等々。 選手にタメグチをきかれて、周囲から「お前は甘い!」、「学生に舐められてる!」などと言われても、自分のスタイルを変えずに選手を優勝(しかも連覇!!)に導くなんて、なんてカッコいいんだ。 いつも上司から「部下は友達じゃねえ!」、「お前が甘やかすからいつまでも若いのが成長しねえんだ!」などと言われてる俺としては、彼のスタイルに本当に共感を覚えてしまった(俺は、とてもじゃないけど部下を「優勝」になんて導けないけどね)。再読しようと思う。 これからラグビー・シーズンが始まるけど、今年はちょっと注目してみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.13 23:25:56
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