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カテゴリ:薬品の保管
光合成の行われる場所を調べる実験で、でんぷんの有無を確認するのに使われるヨウ素液の保管についてです。 ヨウ素液は遮光のため茶色のびんに入れられていますが、時間が経つと色が抜けてヨウ素が薄くなっていきます。 ビンはちゃんとふたをされているにも関わらず、光で変化するだけではなく揮発してしまうようです。 そこで、薬品庫の中の密閉容器に入れてあります。 プラスチック製の密閉容器です。↓
ふたを開けてみます。 ↓ あれれーっ!
なんだか中が赤っぽいです。 覗いてみましょう。 ↓
真っ白いはずのプラスチック容器の中です。 この中でヨウ素が揮発しているので、中はヨウ素の色になってしまっています。 密閉されていなければ、ヨウ素は空気中にいつも充満している事になります。 それを毎日吸ってしまうのは余り体に良くないでしょう。 ヨウ素液を一瓶、この密閉容器に入れて数日も経たないうちに このような色になってくるのが分かります。 是非ヨウ素液の保管にはこの密閉保存容器を使用してほしいです。 容器のメーカーの宣伝ではありませんが。 ←ポチッとお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.03 18:32:56
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