|
カテゴリ:実験準備
備品の第一希望はデジタル顕微鏡でした。 第二希望は鉄製スタンドです。 現在二つの理科室に12台ずつ置いてあります。 この写真はかなりましな第一理科室に置いてあるものです。
はさみを新しいものと交換すればまだ使えそうですが、それを換えたにしても、肝心のポールがねじを締めても締めてもぐらぐらして、ガスバーナーを使う時などは危ないです。そこで昨年、金属用の接着剤で、台とポールのねじ部分を接着しました。かなり荒治療ですが、ぐらぐらするのはおさまっています。 購入を希望する新しい鉄製スタンドですが、台の部分がV字型になっていて、重ねて収納でき、場所をとらない、という魅力的なスタンドもありましたが、やはりしっかりしていないといけない、と考え、普通の堅牢に出来ているものにしました。
↑ これです。シンプルです。でも22000円もします。 この22000円というのは中途半端な値段です。 この市の規定では30000円以上が備品の予算で買え、それ未満は消耗品の予算で買うことになっています。消耗品は個々に書類作成する事なしに買う事が出来、台帳に記入して管理する必要はないので、破損すればすぐに廃棄できて便利です。 しかし、12台買うとなると、高額になるので、市は入札で業者を決めて買います。 そこで教頭が購入希望の書類を書かなければなりません。 国の規定では20000円以上が備品であるので、市より1万円安い値段のものから、備品として台帳に記入して管理しなければならないとされています。 ですから、この鉄製スタンドの場合、国の規定では備品で、市の規定では消耗品、という微妙な管理の下に置かれるのです。 国が早々に備品は3万円以上、という規定に改正するべき、と思います。 ちなみに誤解があるといけませんので書いておきますが、備品か消耗品かは購入後の管理に大きな違いがあるのであって、学校で買うこのような消耗品にしろ、備品はもちろん、1円から領収書は必要です。 でも、他の市の規定はどうなっているのか、自治体ごとに違うでしょうね。 ← ぽちっとお願いします。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[実験準備] カテゴリの最新記事
|