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カテゴリ:1年1分野
教卓も入れた7つの実験台に1種類ずつ2,3セットの実験器具を置いて、班毎に回って7種類の実験をする、という方式の光分野の導入実験です。 1、煙の入った大型透明半球とただの大型透明半球に中から光を当てて、光の道筋、直進の様子を観察するものです。 光源はクリプトン球40W,カバーはお茶の缶を黒く塗ってきりで穴をあけました。 2、光の反射を体験するもの 2枚の鏡に時計を映す
3、アクリル板に燃えているろうそくを映し、つい立てを立てて向こう側のビーカーに映す実験 4、5 おわんや丸底フラスコにコインを入れ、水を入れてコインが見えたり、消えたりするのを調べる 6、厚いガラス板(スライドガラスを数枚重ねました)を斜めから向こうにあるろうそくやチョークを見る。
7、水の中に鉛筆などを立てて見え方を調べる 1では大型透明半球の中の煙の濃度が適量があって、少なすぎても、多すぎても光の筋がよく見えません。 これは水槽の水に入浴剤などで濁らす実験でもその濃度が適当でなければうまく行きませんので、難しさは同じです。 簡単な実験ですが7つもある場合、実験器具を班の数ずつ準備するより、2,3セットをそれぞれ実験台に置いて、生徒が実験台を巡回して見て回る方法は、準備する実験器具がかなり少なくて済むので、好都合です。 この実験で、不都合だった事は、意外と水をおわんやフラスコに入れたり捨てたりが多く、この実験室は流しが1箇所しかないので、とても混雑してしまう、という事です。 実験室は第二理科室で行いました。この第二理科室の特徴は、 良い点 暗幕がきちんと閉まりしっかりした暗室になる。 普通教室のある校舎と同じ棟にある。 悪い点 ガスが配管されていない。 水道は6つ蛇口がある流し台が1箇所だけしかない。 狭い。 準備室がないから、器具は離れた準備室から運び込まなければならない。 要するに、ほとんど普通教室です。 理科離れを防ぎたいのならば、実験室の設備と数を十分に用意して欲しいです。生徒数が30名の学校と800名の学校で、設備が同じというのは納得できません。 週末には実験室の争奪戦を相変わらずやっています。 結果仕方なく実験を普通教室で行うクラスが何クラスもあります。 汚れたガラス器具を洗う事も出来ません。(生徒が出来ないので、私の仕事が増えます!!) こんな状態だったら、教師だって譲り合いとか、他教室の使用許可を得なければならなかったり 早めの実験計画作り、その変更がきかなかったり等々、気力、体力を持続させるのが大変です。 何とかしてーーー!! ← ぽちっとお願いします。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.01 11:11:07
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