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カテゴリ:1年1分野
パルミチン酸の融点測定の問題点は、融点に達するまでの時間がかかり過ぎ、30分以上もかかるとイライラがつのる。 また、熱を逃さないように、ビーカーにふたをするような面倒な事はしたくない、という事で、それらを解決するために、1、内側の割り箸を取り除き、早く温まるようにする。 2、水からではなく、電気ポットのお湯から暖め始める。3、ビーカー内のお湯の量を増やす。 という対策をとって予備実験をしました。 ↑ これがセットしたところです。ミニコンロを使いました。
予備実験では、ポットのお湯ビーカーに入れると約75度を300ccからスタートし、割り箸が入っているものと、入っていないもので、比べました。 結果のメモです。↓ 一番左の数字は時間(分) 次が割り箸を入れてお湯の水面よりパルミチン酸を浮かして穏やかに加熱した場合、次がパルミチン酸が半分くらいお湯の中に沈んでいる場合、一番右は湯の温度です。 明らかに、割り箸を入れて、穏やかに熱している場合の結果がよいです。 お湯を200cc入れたり、水から始めたときより、実験時間も短縮され、15分できれいな曲線がかけそうです。 しかし、どうしても下から融けていくので、このような状態になったら、温度計でかき混ぜて、固体と液体が均一になるように注意すると、結果はかなり良くなります。
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