|
|
|
2008.09.07
カテゴリ：メダカ
水底の泥の中にもぐっている赤虫をヤゴは好んで食べています。 漬物樽の底で、ヤゴが赤虫を食べている写真です。 深さが３０ｃｍくらいあるので、はっきりした画像は得られませんが。
ヤゴは泥や藻をいつも体にくっつけていて、 周囲にまぎれて目立たないようにしています。 それで、体中にもやもやが付いています。
この赤虫の親はセスジユスリカです。 水面に、孵化したものか親かは分かりませんが、 完璧なセスジユスリカの死骸がありました。
この蚊は人を刺したりしません。 時々見かけませんか？ 薄緑色をした、ちょっと弱そうな蚊です。 幼虫である赤虫の時は、いろいろな水生生物の餌となり、 また、水中の有機物の分解にも貢献して 水質浄化の役割を果たしています。 たいした大事な幼虫です。 成虫のユスリカは、しばしば蚊柱なる物を作って ひどい邪魔者で、明かりや、壁や洗濯物とかに大量に 集まってくっつき 人間に被害を与えています。 幼虫は益虫、成虫は害虫、という面白い虫です。 幼虫は保護、成虫は殺虫しなければなりません。 幼虫は保護しなくても、見事に底の土の中に隠れていますが。 結構、面白いユスリカでした。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008.09.07 10:01:17
コメント(0) | コメントを書く
[メダカ] カテゴリの最新記事
|
