この蜘蛛にこの命名をしてくださった方にヤサガタアシナガグモを代表して御礼申し上げます。
美しい姿で足が長い蜘蛛、という意味です。この蜘蛛は水面近くに巣を張り、羽化した蚊などを捕まえます。うちのメダカ水槽にもほとんどすべてにこの蜘蛛が巣を張っています。
この姿を拡大して見ます。
腹側が上になって巣の真ん中で獲物を待っているので、腹側からの写真しか撮れませんが、何やら、目玉かアゴか分かりませんが、恐ろしげな突起が顔のあたりから飛び出しています。
食糧確保のために、必死な自然な姿です。
命名についてですが、蜘蛛の中には「ゴミグモ」と命名された蜘蛛もいて、こういう命名は分かりやすいが、やめてほしい。植物でもかわいそうな名前の野草はよくあります。
毒がないのに○○○ドクグモと命名されていた蜘蛛は改名したという事もありました。
蜘蛛は羽がないから飛べないと思いがちですが、強靭な脚力と危険な場所でも常に蜘蛛の糸という命綱を装着している事で、自由自在に飛び回っています。高い能力を持った憎めない虫です。