|
テーマ:小学生ママの日記(28636)
カテゴリ:こどもたち
昨日は祝日で教会バザー、今日は小学校の代休だった。
(土曜の卒業式の代休なのだが、低学年は「自宅学習」と称して休みだったのに、代休だけはしっかりある!) この春休みはなぜだか短く、予定もかなり詰まっている。ここでダンナの実家に行かないと、正月以来行ってないのでヤバイ・・と電話をしたら、姑さんが「その日は姉妹三人で旅行に行くねん。お父さんだけなんやけど、どうする?」 「それやったらまたにします」とは言いにくい。「にぎやかしに行きまーす」と明るく伝えたものの、だんだん気が重くなる。 なにしろじいちゃんはマシュウだ。喋らない、遊ばない、サービス精神はない。何を考えてるかようわからん。しかも難病進行中だ。(とてもそうは見えんが)。 ああ~どうしようかな、花ちゃんとボンが「もうつまんないからかえろーよ~」とか「おばあちゃんがいたら良かった!」とか遠慮なく言ったらどないしよ。凍り付いてしまうわ・・ なんで私はいつもヒトのことでばたばた飛び回ってるのかなあ・・それ以前にまた荒廃しつつある家の片付けやら、しないとあかんのに・・ うつうつと気が重くなる。 でも行くと言ったから行くのだ!バザー直前とあいまって、バラバラになりそうな忙しさのなかで、とても励まされるメッセージがあった。 「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから。」 21日、バザーは史上最高にラクで楽しく終えられた。勢いでダンナ実家へ向かう。 着いたらふたりはバザーでゲットした「Jリーグ仕様・サッカーゲーム」で大盛り上がり。レバーを引いて盤上でボールを操る、昔ながらのヤツだが、結構おもしろい。そのうちじいちゃんも入って一緒に遊ぶ。おお~ええ感じやん。 しかし、あまりのボンの喋りまくりぶりに、「うるさいな!お前は!」と一喝。ふだんほとんどモノを言わないじいちゃんの怒声に、さすがのボンも20分ほど神妙になる。 ゴハンが終わって、さあお風呂。すると「じいちゃんと一緒に入るか?」 ええっ!!赤ちゃんの時からほとんど一度も一緒に入ろうと言ったことがないのに! しかし、二人と一緒に一応楽しそうにフロに入って、ちゃんとシャンプーまでしてあがって来た。もうダッコしたり流してやったりしなくていいから、大丈夫なんだ。 そして、まだまだ驚きの発言がっ! 「じいちゃんの隣で寝るか?」 ええ~!!!!じいちゃん、そんなこと言えるヒトやったん? 花ちゃんは「寝る寝る~!二階でねるっ!」そしたら「ボンも寝るもん、二階でっ」「花ちゃんだよ、おばあちゃんは女だから花ちゃんが寝るの!」(はぁ?)「ボンも~」 ダダーッとあがっていく二人を追いかけて行ったら、ベッドを二つ並べて置いてた。ありゃ、フトンじゃなかったのね。 でも二人は「一緒にねるもんね~」「ね~♪」と仲良く一つのベッドに並んで寝っころがっている。 このまま二階で寝てくれよ~と心の中でほくそえみながら、落下防止用のフトンを置いて、おやすみなさーい♪ ランランと風呂に入っていると、戸の外に誰か立っている。 「ボン、寝られへんねん・・なんかテレビとかの明かりがいっぱいついてて、まぶしいもん・・」 「そしたらお母さんの横にフトン敷いてあるから電気消して寝なさい」 しゃあないなあ~。いつも寝つきが悪いし、すぐに寝ちゃう花と比べたら結構デリケートなヤツだから。 そして朝まで二人はぐっすり眠ったのでした。 次の日も、どんよりした天気で、ほとんど一日家でダラダラ過ごしただけなんだけど、二人は文句も言わず楽しんでくれた。じいちゃんも全く表情はかわらんが、多分楽しかったのだろう。 夕飯までご馳走になり、(ちなみに夕・朝・昼・夕の四食、私は全く料理してません~ 作り置きとじいちゃんの料理と買ってきたものでいただきました~)夜の雨の高速を帰りました。 なんだか、ほとんど意味のないような過ごし方の二日間だったけど、結構よかったなあ。 じいちゃんは、口達者で手早くて子ども扱いも慣れている姑さんの陰で、無関心に見えて、じつはこんなことがやりたかったのかもしれない。 うちの子も、じいちゃん家にきたらイベントを求めるでもおねだりするでもなく、じいちゃんに気も遣わず、淡々と勝手に遊ぶキャラだったから、却って良かった。 静かな満足感に浸る夜でした。 ああ~でもかたづけなくっちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|