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2006年03月24日
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おさかなの母さんの、イナバウア人気に思うに触発されて、ちょこっとスケート&諸々ネタで。

私も荒川さんが「フリーにイナバウア入れます」と宣言した時に、これはメダルは捨てたんやな、と思ってました。三回転半・四回転を持たない彼女、トリプル&トリプルも今期は成功率が低く、ジャンプで稼げない。スピンにビールマンやドーナツや足替えやら盛り込んでレベルを上げて、スパイラルの片手を離して、加点を積み上げて・・
それでも三回転半をクリーンに飛ぶ真央ちゃんのような演技構成には敵わない。それなら、私は自分自身の美意識に妥協しないよ。やりたい演技を入れるンや!チマチマと加点積み上げてメダル取ってもなんぼのもんじゃあ~!という開き直りか!?と思っていた。
しかし・・・それは浅はかな素人考えであった。
色々な解説記事やコアなファンのブログを見てて、だんだんとわかってきた。

荒川さんの金メダルは無欲の勝利でもあったと思うが、同時に誰よりも貪欲に上を目指した結果だったと思う。
オリンピックに最高のコンディションとなるように調整し、(だからグランプリシリーズでは三位どまり)、ジャンプ一つ飛ぶのも加点が出るように工夫を重ねてゆく。
イナバウアは単独での技術点はないが、あれだけ状態をそらせてすぐにトリプル-ダブルのコンビネーションジャンプを飛んでいるのだ。しかも疲れてる後半で。当然ジャンプの加点に結びつくし、「技のつなぎ」という要素もアップする。単純に真っ直ぐ滑ってタイミングを計って飛ぶよりもずっと難しく、美しく、そして加点になる。
「イナバウアは点にならない」というのは、間違いじゃないけど、実際はちがうのだ。

24歳というこの世界では終わりかけの年齢で、下にはトリプルアクセル持った子達がゾロゾロ追い上げている状態で、冷静に、冷徹に、自分の技を磨き上げ、すべての技をレベル4まで鍛え上げてゆく。そして勝てると計算した上でのイナバウアーだった、と思う。イナバウアーを入れることによって芸術性は増し、より全体のインパクトは強くなる。
ただ点を取るためだけなら、もう一回ダブルアクセル飛んだ方が多分カンタンだったと思う。入るのかどうかわからないが。

男子金メダルのプルシェンコは、そんな風な演技に見えた。三回転半やら四回転やら散りばめて、難しい要素だらけの演技なんだけど、なんだか投げやりな手の動き、雑なつなぎ。
だけどエキシビジョンはちがった。素晴らしい表現。どこかのブログで、「あれは新採点方への挑戦だ」と書いてた。「どう、こうやったら点数出るでしょ。金メダルだって取れるでしょ。だけどこれが本当のフィギュアなの?」って。

ああ~なんだか冗長な文章になってゆく~


すごく開いちゃったけど、続き。

だから何が書きたかったんかというと、もひとつ希望の見えない状況でも、腐らずヤケにならず、かといって目に見える結果の点数だけを追うことなく、得意技や趣味だけに走ることもなく、(美姫ちゃんの4回転はこれかも・・わかりやすい4回転だけを追って、他を怠ってしまった結果があれかと思う)自分を磨き上げて最高の結果を取りに行った彼女の姿に、私はとっても打たれてしまうのだ。
数々のインタビューを聞いていても、その冷静さ賢さがにじみ出る荒川さんがますます好きになっていく今日この頃でした。





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最終更新日  2006年03月29日 20時57分28秒
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