たのしい生活　

続けて近所の中学生の勉強を見ている。
いえ、本当にためになります。私にとって。
小学校で厳格に範囲を決めて制限して勉強してきた枠が、あっさり外されて
「それ位のこと、知ってるやろ、常識やろ、自分で勉強できるやろ」という先生方の声が
聞こえてきそうな感じ。
とてもじゃないけど、週一回二時間のお勉強で全部見るなんてムリムリムリ。
知恵を絞って教材探して、レベル考えて、それはそれで楽しいけれど、この子のためにどうなんやろ。

ハタと思い出してマガジンラックを探ると・・あったあった。資料請求したまま見てなかった「進研ゼミ中学講座」
これを見てまあ・・もう至れりつくせり。ここまでしますか脱帽ですの世界。
リスニング対策には当然CD。教科書ぴったりの英単語集、教科書でさらっとしか触れない英文法は別冊解説。イメージのつかみにくい「正負の数」はDVD。理社も当然詳しいカラーの解説本。
定期テスト予想問題集は「目標８０点コース」と「目標１００点コース」
わたしゃ絶対我が子にはこれをさせるね。ない知恵絞って問題集集めてきて、勉強法考えても限界あるわ。

しかし、この世界に身をゆだねていたら、「自分で予想を立てて対策を考える」なんて能力はつかないだろうなあ・・ゼミなしじゃ勉強できないだろう。

かの中学生とその親は、そういう意味じゃすごく大胆。
「社会なんか、何が出るか予想もつかへん～」と前日に言ってるし。私だって予想もつかんわ。
この話を始める前に、「そやけど塾とか通信の方がいいんじゃない？」とも言ったけど、
「ウチの子は通信とか続かんと思う」と言ってたし。

国語の勉強のため、新聞切抜きを読ませて写させ、意味を聞いたり調べたりしている。
小さいコラムでもすごく勉強になる。
なんというまだるっこしい勉強。いつ効果がでるやら見当もつかないけれど・・
勉強って教科書を離れた大きな大きな世界の中にあるんだよ、って思わされる。（私だけね、思ってるのは。中学生は思ってないよきっと）

勉強って面白い。一つの言葉を知ると世界が広がっていくんだって。そんな経験をしてほしいなあ～。
しかし、そんなこと考え出したのは高校の頃だよなあ。中学の頃の私ってどんなだったんだろう？？