たのしい生活　

水曜のことでした。
ん・・？なんだか髪の毛にみょうーなプチプチがついておるなあ・・
こりゃなんだ？
ま・・ま・・まさか、今学校や保育園で流行してるっていう、あの●●●？

げ～っ！！！っとネットを検索。「卵はつめでしごいても容易に取れません。フケはすぐに取れるので見分けられます」
しごいたらまあ取れる。ちゃうのかな？

ボンを捕まえてチェック！ぱら・ぱら・ぱら・・と同じようなものが。
おそるおそる花ちゃんチェック！ぱらぱらぱらぱら・・と多数！そして見つけてしまった。
動いてるシラミちゃんを・・
「うわぁぁぁぁぁああ～っ！！」

ご本体は白くなく髪の毛ソックリの灰茶色で結構大きい。3-4ミリ？
もし前提知識なく子供の頭に見つけても、「アラ？ムシが落ちてきてついたのかしら？」と思うだろう。見つけても長い髪ではすぐどっかに消えてしまい捕まらない。

く・・駆除方法を検索・・　
ナニナニ？8回分で2800円のシャンプー！？1回の駆除に3日おき4回！？

もう少し安いパウダーもあるが、シャンプーがお勧めとな。ネットで2本セット3本セットなら安いが待ってられないので薬局に走る。一軒目は売り切れで二軒目で買う。はやってんの？
髪が短い方がシャンプーの効果もあるそうなんで、まず普通にシャンプーして、付属の目の細かいクシでとかす。うぞうぞうぞ・・わああ出てくるぅ～（泣）
自分の頭からムシが落ちてくるのはかなり衝撃です。もう女を捨てきってしまったよ・・

せっせと梳いてボンはほとんどなくなり、花ちゃんも見た目はきれいになった。卵はどないしてもクシでは取りきらない。さあ、駅前の安い散髪屋へっ！！ダーッシュ！

まず理髪でボンをスポーツ刈りにしてもらう。
「あの～シラミがうつっちゃって・・」「ハイハイ」慣れた感じで短いスポーツ刈りに。こんなに短くしたのは初めてだが良く似合うじゃん。本人も「ハゲになるのはいやぁ～」と泣いてたが出来上がって「カッコイイ！」「似合う！」の連発にご満悦。

さて隣り合った美容室へ。幸いすいている。
「
あの～シラミが・・」「えっ！？ちょっと見せてください」あら、隣と対応が違う・・
「あ～お姉ちゃん結構いますね～。保健所からの指導で全部駆除していない状態でないとだめって通達受けてるんですよ。申し訳ありませんが。」
「え～っ」
「薬局でパウダー買って1時間待ったら卵もムシもざーっと落ちるそうですよ」
パウダー？安い方でよかったのか？しかし卵も取れる薬なんて検索でイッコも引っかからなかったぞ。
「帰ってシャンプーして出直して来マース！」

大急ぎで帰る。既に6時前。営業は7時までだ。
2800円のシャンプーを花ちゃんに惜しげなく使う。5分間放置。ざざーっと流す。
バスタオル頭に巻いて再度美容院へ。
「あーシャンプーしてきたんですか～。うーん、まだいるんやけど、まあ、やらせてもらいますわ。」
ざくざく切ってもらい久々のショートに。ここは安い速いの美容室だが意外と丁寧。
「180度のヘアアイロンかけて卵殺しときますね」ほー、そういう手があったか。

閉店時間を少し過ぎて花ちゃん出来上がり。おお、なかなかキレイに出来上がってるではないか。
ボンのスポーツ刈りも丁寧だったし、駅前美容院見直したよ。ちなみにボン900円花1500円。駆除シャンプー代の方が高い。

帰ってさらにシャンプーして切りくずを落とし、梳き櫛をかける。ずいぶんときれいになりました。ああやれやれ。これで学校へ行かせられるわ。
子供を寝かせて自分もシャンプー。なんだかもうクタクタ。

こうやって大騒ぎしていると、最初の衝撃は薄れ、シラミさんも非常に身近な存在になってしまうのだった。まあ見えるサイズなんでダニやカビより始末がいいかもしれない。
二日たったが卵の抜け殻もほとんどなくなった。ショートカットの威力は大きいです。
今なら私はシラミ退治の権威でございます。何でも聞いてや！

惜しむらくは「殺虫剤を大量に使うのは子供にどうか？」という記事に誘導されてネットで買ってしまったシラミチェック＆退治クシ（なんと電池が入ってて感電死させるようだ）と卵とり用梳きクシがほとんど出番がなかったことだ。今後も出番がないことを願うが。
それくらい一回のシャンプーでほぼ駆除できてしまうってことだが、もしシラミチェッカー櫛貸してってことだったらどうぞ一声かけてね。

はああ、今週は疲れた。明日は運動会だ。