|
カテゴリ:こどもたち
この三連休、ダンナの実家へ行ってきた。田舎の中の「マチ」の真ん中にあるダンナの実家。ここの感覚は大阪とはかなり違うけど環境はそれほど大きく変わらないかもしれない。
しかし、車でホンの10分も行った所のダンナの親の実家のあたりは、本当に別世界なのだ。 マチの回り、車で10分20分の距離に親の兄弟たちも家を構えている。その一軒に運転手で行ってきた。ここには花ちゃんと同い年の女の子と弟と高3の姉さんがいる。田園地帯の村落、裏には畑。自転車で「クラブ行ってくるわ~」と出かける高校生のお姉ちゃん。地元の商業高校から、就職決まってすぐ地元のお店で働くそうだ。 「上の学校行ったらって薦められてたけどな、あのコ勉強キライやし、早くクルマ乗りたいらしいし、親元やったらすぐクルマも買えるしな」「ほんまやな、あのコ賢いわ」 小学生の姉弟ものんびりスポ小中心の生活を楽しんでるようだ。(しかし手にはしっかり自分用DS。いずこも同じね) 「お父さんは今日は消防団や。もうアレ生きがいやナ」 このお父さんはダンナの従兄弟。ダンナは従兄弟連中の中でもかなり賢かったようで、マチの真ん中の高校から国立大へ行った。この辺では普通科に行けなきゃ農業工業商業に行くことになる。(または1時間ほどかけてもう少しランク下の高校へ) その頃は舅姑さんたちにとってさぞかし自慢の息子だったろうが、きっと今は心中複雑なんだろうなあと思う。 勉強が好きでなかった従兄弟たちは地元に残って、地元で結婚して同居して、明るいうちに帰ってきて生活を楽しんでいる。賢かった息子は死ぬほど働いて遠くでマンション暮らし(しかも変わったヨメをもらって・・)、同じく賢かった娘も名古屋へ行っちゃって時には海外も行く転勤族。 このニュータウンに住んでたら、「子供は勉強がんばる」以外の選択肢はなかなか見えてこないけど、ちょっと視線をはずしてみると、ぽーんと別世界も見えてくるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こどもたち] カテゴリの最新記事
|