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カテゴリ:つり具
買ってしまいました。終に、初めてのアンティークタックルです。
前々から、ヨーロッパにいるのだから欧州のタックルを買って日本に帰ろうと思っていたのですが、特に道具を新調する必要性もなく、黙ってDanielssonのリールやLoopのロッドをずーっと使い続けていたのですが、よくよく考えればその内日本に帰る事になるわけで、その時は5番とか8番とか常にビュンビュン振り回しているのは瑞典(スウェーデン)だけなわけで、いずれにせよ3番だの4番だのと必要になるわけです。正直小さい番手のリールなんぞ、ただの糸巻きに過ぎないと思っていたのですが、同僚のフライの大先輩の話を伺っていると、だんだん欲しくなってきたわけです。 そんな訳で、突然小さい番手様のリールが欲しくなったのですが、やはり狙うは古めのハーディ。それで色々とオークションを見出したのですが、FetherWeight・LightWeightと入札していたところ(LightWeightって高番手じゃんか?と自分で思いつつも、ナゼか入札)、同じ出品者がUniquaというのも出していることに気がついてみてみると、Circa 1920と書いてある。うーん80年以上前か? それにしては妙に値段が安い。ってな訳で、ほろ酔い気分も手伝って入札にいたったわけです。 数日の後、ナゼか本命のFeatherWeightは終了3分前にガバチョと値段を上げられて終了、なす術もなくあっけに取られていると、LightWeightとUniquaが僕のモノになったわけです。その後いろいろあってFeatherWeightも譲ってもらえることなり、入金の後に無事送られてきたのがコレ。 っていうか、これじゃあ刻印読めませんな。マクロレンズが欲しい今日この頃です。 しかし手元に届いて見ると、急に不安が・・・「コレって本物なんだろか?」・・・ こうなるともう必死です。あれこれネットで調べるのだが、いかんせん同じものが出てこないのです。Uniquaでは腐るほど結果が出るが、同じものがない。僕のモノには、Duplicated Mark IIと書いてある。しかも、電話型ラッチではなくて馬蹄型。チェックは1つ。 こんなのみつかんねーよ! っていうか、マジであせる自分。しかも、よーく本体を見ると旋盤で削ったような感じが・・・ これって鋳型で作ったんじゃないのかい? そんな訳で、頬を赤らめながらも早速悩みを先輩に打ち明けると、一冊の本のご提供。 「The Dunkled Collection Hardy Reels」あ、コレって、確か欧州在の日本人FFマンのブログで見た奴!さっそく、持ち帰って、検討したところ、ありました! G351 大きさこと違えど、まったく同じ特徴。決め手は、Single Checkというところか? まあ、これも実は気休めで真贋の程は定かでないのだが、サイズが3 3/8と少し大きめなことを覗いて、いずれにせよ気に入ったので、これはこれでヨシとして、しばしは目の肥やしにし、来るべき日が来たら実釣に投入しようと思う。目立つような傷が全くないだけでなく、手入れも行き届いている感じがして、前のオーナーも愛着を持って観賞していたような気がしてきました。 という訳で、暫くはオブジェとさせてもらってます。値段はUSD150で、ドイツから送ってもらったのですが、サイズが大きいから安かったのかな? なんか、今日は釣具屋に行ったらOrvisのケースが叩き売りされていたので、収めてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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