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カテゴリ:河釣り
釣り三昧 その弐恐らく結婚以来、初めて得たであろう48時間の釣り三昧。
その第二日目です。 昨日はBozeの落胆に加え、今日の早朝からの釣りに備え、夜は倒れこむように寝込んだのですが、いざ寝てみると、なんとも寝つきが悪く、寝坊して釣りに行き損ねる夢まで見る始末。これしきのことで熟睡できないとは、まだまだ肝錬が足りませんな。 そんな訳で勇んで早朝から向かったのは、とある河。ここはブラウンとグレーリングが釣れるとのこと。一週間くらい前から、夜な夜なシコシコとフライ巻き巻きして準備してきたのです。そういえば、夢の中では、寝坊した挙句に上司に釣りに行くことを許されず、一週間も前から準備してたんです~と、土下座で頼み込んでいたような・・・ しかし、いざ出発しようとすると、パラパラとミョ~な音が・・・ しかもだんだん音は大きく、強くなる・・・あれれ? 「これ、ひょっとして土砂降りじゃね?」 胸をよぎる、ミョ~な不安。ひょっとして、一晩ずーっと降っていたのか? 河は濁流と化しているのではないのか? 色々な良からぬ妄想が妄想を呼び、昨日のBozeを思い出す。しかし、四の五の言っても始まらないので、とにかく釣り場に急行する。 師匠と二人、不安を無視するかのように釣り談義で盛り上がり、いよいよやっと着いてみると、 「っていうか、まだ真っ暗じゃね?」 勇み足もいいところです。っていうか、運転してるんだから気づけよ!って感じなのだが、興奮しすぎて、たどり着くのに精一杯だった様子。しばらくして日も昇り、場所の様子が明らかに・・・ 駐車場の前はこんな感じ。 大きく開けた湖の前。この脇を例の河が流れているのです。しかし、写真を見れば明らかなのだが、大分水溜りが出来ている。結構アメが降った様子。 そして、河の方に移動してみると・・・ 「まっ茶色じゃね?」 … っていうか、ここまでくると、もうウ○コ色といわれても仕方が無い。これは、この週末に赤ちゃんのオムツ交換をサボった罰なのではないのか? ここまで来て、そんな日頃の行いが問われるのか?そんな、意味不明の後悔でオイラのアタマは一杯。昨日はパンツまで濡らしたではないか!!それでけじゃあ、足りんのかい!! (って怒っても、まったく仕方ないのだが・・・) とにかく橋の下に大きなブラウンが着いていると聞いてきたが、ウ○コ色の水の中から、そんなもんが見えるはずも無い。まあ、手製のフライのテストだと思ってフライを流すが、正直そんなもん、なんの意味も無い・・・ ・・・_| ̄|○ ガクッ もう、いっそのこと帰ってやろうかとも思ったのだが、結構遠くまで来たので、それに何よりも48時間の初フリーダムなので、そんなことはしてはならぬと自分を戒めて、天候快復に期待を託し、釣り続けることに。 この落胆っぷりを師匠に見つからないように気をつけながら徐々に釣りあがるが、一瞬天気は快復したものの、だんだんと風が強まり、定期的にバケツをひっくり返したような大雨が降る。雨が降れば車に戻ってやり過ごし、必死で釣りあがるが、終いには台風のような風のなか、ヒョウ まで降り出す始末。 師匠が、いくつかの魚影を発見し(ブラウン)、さらに巨大な魚影(師匠はグレーリングといってたけど、多分シートラが遡上した奴とおもう)を発見するが、滅多なことでは姿を現さない。 一瞬熱くなり、必死で藻の陰にフライを流すが、なかなかフライを通すこと出来ない・・・ しかも、水かさが増えて流れも速く、フライの流れているところも良く分からず、全てが疑心暗鬼で、アタマはパニック。 サカナを目の前に手も足も出ない自分に限界を感じ、またしても精神修行の様相を呈して来たところに、最後はカミナリまで落ちだしやがった。 もう人間避雷針になるのもいやだし、散弾銃の銃声(殺人鬼ではなくって、遠くの方のハンターです。ハイ。)と空の薬きょうまで見つけちゃって、なんだか急に怖くなって、アウアウで走って逃げ帰ったのでした。 これにて、たのぞうの48時間 フリーダム 終了!!!! ・・・_| ̄|○ ガクッ ちなみに、この2日間、我々以外の釣り人を一人も見かけませんでした・・・・ 一瞬、雨が止んだときの様子。 実際には、この一瞬に小さな小さなメイフライのハッチ有り。なんかのライズがあったので、ドライを流すと5cmくらいのブラウンが出た。サカナが出た嬉しさに、遊んでいるとすぐに、ゴロゴロ・ドドーンと雷が来て、再び横殴りの大雨に・・・ こうして、ハッチは終わり、ライズもパッタリ止んでしまったのでした。 アヒルちゃん親子が唯一の救いだった・・・ っていうか、河に入って、手づかみでサカナをつかんじゃおうかとも思った・・・ ちなみに、スコーネ北部にパイク釣りに出かけたグループは、爆釣だったらしい。 どうしてぇ~?どうしてぇ~? いくら考えても、ぜんぜん納得がゆきません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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