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カテゴリ:管釣り
さてさて、あっという間に帰国から2ヶ月が経過してしまいました。年末に一度釣りの話が持ち上がったんですが、スウェーデンから次々と送られてくる引っ越し荷物に翻弄され、2ヶ月間は ずーっと 片付けと掃除ばっかり。
帰ったら、即 釣りに行ってやろうと、航空便にもコッソリと釣り道具達を忍び込ませていたんですが、まったくの徒労でした。いや、まさに徒労っちゅうのはこういうことなんじゃないかと思うくらい、箱の奥の方とかに、半ばカムフラージュ気味に釣り道具を滑り込ませていたんですよね。 はづかしい。。。 そんな たのぞう さんにも、いよいよ釣りの機会が訪れたのです 最初の釣り場に選ばれたのは、シーズンオフということもあって、「坂東子持 冬期釣り場」。そう、その名の通り、吾妻川に冬の間にデカイ レインボーを投入して、楽しませるっていうやつです。趣向としては、Harasjomoraとにてますな。思えば、僕の初めてのFFがHarasjomoraだったことを思うと、ある種 運命を感じます。 今日は、同行のM井さんの強いおすすめもあって、サイトニンフィングに挑戦です。師匠もよくやり方をわかってなかったし、いままでニンフオンリーの釣りというのはしたことがありませんでした。(それは、それで驚きだけど) さらに、この週末は坂東子持の最終日とあって、サカナが相当スレてるらしいとのことで、マーカーつけてショットも打って、ニンフをリードフライにして、ドロッパーにウェットというシステムで臨んだのでした。 佐藤成史さんの本にも出ていましたが、なんとなく ズルいことをしている気がする釣り方。スウェーデンでご一緒だったHさんも、そんなことを言っていたことを思い出し、そういえばよく、「泳いでいるサカナの口にフライを送り込む」といっていました。でも、さほどクリアにサカナが見える状況でもないし、そんな遠くのサカナの口元にフライを流し込む腕も無い訳で、ここは、素直にやってみることにしたのでした。 実は、空振りに終わったグレイリングの釣りでマーカーを使ったニンフを試してはいたのですが、いかんせん、見よう見まねの世界ではどうなる訳でもなく、自信も無かったのです。 そんな気持ちで始まった、日本での初めての釣り(っていうか、日本でフライロッド振るのは人生初)ですが、つれるかどうか自信の持てない釣りというのは、ほんとに辛いものです。つれないときに、何を疑っていいかわからないということは、システムの何をかえたらよいかもわからん ということで、ぶっちゃけ M井さんに仕掛けを作ってもらって、そのままアタリを待つだけということなんですね。 そんな具合で、徐々につり上がりながらフライを打ち返すこと数時間。遂に、その日初めて、Spookyではないサカナを発見したのです。あとは、そっと近づいて、フライを流すのみ。よく見ると、かなり頻繁に数匹のサカナが現れては消えるのが見える。これは、ひょっとしたらイケルカも知れない。などと思いながら、黙々とフライを打ち込んでいると 遂に!!! フウっと、マーカーが消し込まれたのです。 ああっ、来た! すかさず軽い合わせをいれて、ファイト開始。ゴンゴン首をふって暴れ回るサカナ。M井さんも駆けつけて、いざ写真でも取ってくれようかというその時、フッと軽くなってバレてしまいました。どうやら、ビビってきっちりあわせなかったので、フッキングが甘かったようです。 しかし、ここで気がついたことがひとつ。ニンフのアタリは、微妙だ。微妙だと聞いていたのですが、要は「ウキ釣り」とおんなじ感覚じゃん! そこで開眼した気もしたんですが、その後は続かず。いろいろ試しながら、さらにつりあがり、最も上流に来たアタリで、やっと二回目のアタリ。マーカーがスウッと消し込まれて、しっかりアワセ。あとは、ファイトの開始です。 っていうか、たのぞう クン 笑ってます。相当うれしかったようです。 ずいぶん長い間暴れてくれた、サカナクンをランディング。1.2kg程度の、スウェーデンに比べれば可愛いサイズ。でも、本当にうれしかった~。 っていうか、ブツ持ち写真もあったのですが、こういうときに限って、写真がブレまくりでした。M井さん平謝り みたいな。 そんなところで、ストップフィッシング。 後は、川の脇の温泉「富貴の湯」で3年ぶりに温泉に浸かって帰ったのでした。 ニッポン サイコ~!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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