テーマ:愚痴愚痴日記(1540)
カテゴリ:探偵
N主任の呼び出し・・・
これまでにになかったことです。 現場すら同行したことのない私・・・ 単純に、あんまり話したこともなかったわけです。 「鬼」はこの主任によく取り入っていました。 目障りなほどに・・・ あの鬼はこんな大物にチクリを入れていたのです。 N・・・さしずめ大鬼といったところでしょうか。 これは正直誤算でした。 子鬼の性格からして、あんなことを人に言えるはずがないと・・・ プライドがそれを妨げると・・・思っていたのですが・・・ やがて報告書作成業務を終え、帰らなくてはならなくなりました。 これまでに帰りたくないと思ったことがあったでしょうか(笑) 私 「N主任、お待たせしました」 主 「よし!行こうか」 会社を出ると彼の車へと導かれます。 主 「助手席にどうぞ」(ちょっとオーバーな身振りで導く) あぁ・・・私はどこへ連れて行かれちゃうのでしょうか? 一体こんな体育会系の二人がどこへ行くの?・・・ 車に乗り込む私・・・ 主 「「鬼」のこと・・・聞いたよ」(ニヤリ) 私 「そうですか・・・」(苦笑) この時、私は腹をくくったのです。 武闘派どうし、拳で語り合うのだと(笑) 「鬼」をかけての戦いとはなんとも情けないが(笑)・・・ もう会社には入られないだろう・・・ 負けちゃったらかっこ悪いし、勝ったっていられないだろう。こりゃどうしようもない!! ただ、どうせだったら勝たなければと思ったのです。 そして改めて鬼の首を取りに行くのだと、決意したのです。 あんな中途半端なやり方では駄目だ・・・ 次こそは、顔面の形が変わるほどに踏みにじってやるのだと(笑) 主 「ラーメンいこ!」 私 (変わったアプローチもあるものだな・・・安心させておいてゴツン・・・かしら。) その手は食わないぞと気を引き締める私。 勝負は既に開始していると理解していました。 発進すると、それ以降の会話はありません・・・ 彼の運転中、何度襲いかかろうかと思ったか・・・ ご存知の通り喧嘩は先手必勝です。 「信号の変わり目が狙い時だ・・・」なんて殺気立っていたのです。 ラーメンなんて言って、怪しい事務所に連れていかれてからでは遅いですからね(笑) 5分も走ると本当にラーメン屋が目に映りました。 近所でも評判の名店・・・。一度は行ってみたかった場所です。 店の前には2、3人が入店待ちです。 主 「先に行って並んでて」 私 「・・・・・・わかりました」 ちょっと拍子抜けの私をよそに、彼はトランクを開きます。 私(なるほど、やはり油断させといてゴツンか・・・バット?警棒?) 私が何も所持していないと思ったら大間違いです!! ポケットに手を入れ、それなりの準備をする私・・・ やがて・・・近づいてくる彼が手にしていたものは・・・ あまりにも恐ろしいものだったのです! ちょっと結果が見えてきましたよね♪ 次回は「拍子抜け」です(笑) 楽天ブログランキング ↑おしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.22 21:32:32
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