テーマ:愚痴愚痴日記(1540)
カテゴリ:探偵
じいさんは、淑女の自宅から少し離れた場所で車を停め、車を降りました。
じいさんは助手席を開け、エスコートします。 ちょっと照れながらお互いに顔お見合わせたあなた達・・・ はた目には、とっても幸せそうに映りました。 私 「じいさん、何かの間違いだろ!?あなたは約束を破る男ではないはずだ」 しかし、何度手持ちの写真と照らし合わせてみても・・・ 15年の月日を経ているにも関わらず・・・それはMさんだと、私には分かったのです。 彼女は15年分の歳を取ったようには見えませんでした。 じいさん、あなたにはそれが魅力的に映ったのでしょうが、 正直、私には不気味でしたよ。 15年前、二人は不倫関係が発覚し、別れを余儀なくさせられました。 当時ナベさん(じいさん)が62歳、Mさんは57・・・世に言う高齢カップルの破綻です。 「もうお互いに会うことはしない・・・もちろん連絡も取らない」 そう言ってあなた達二人は、依頼者の目の前で泣いたのです。 その場に同席したMさんのご主人は亡くなったそうですね。 あなた達二人を許した・・・ 今では、さぞかし無念な想いでしょう。 法的には・・・今となっては意味のない約束なのかもしれません。 3年の消滅時効はとうに過ぎています。 しかしながら、依頼者、Mの夫・・・二人はあなた達を信じてやり直す道を選んだのです。 二人の信頼を裏切ったあなた達がどこへ行くのか・・・ 私はそれを見届けなければならなかったのです・・・・・・・ ランキング市場 ↑楽天市場の売れ筋がわかります♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.14 21:54:17
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