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探偵の愚痴をきいてください

探偵の愚痴をきいてください

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2005.06.17
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カテゴリ:探偵
東京の幹線道路沿いのとある店で張り込んでいます♪

いい加減眠い・・・わたし今日も帰れなさそうです。

さっそく爺さん婆さんの続きといきましょう。

なんとか婆さんの自宅に到着。爺さんは近くの路上に駐車します。

しかし、これがヘタクソなことこの上ない!!
何度切り返しても道路左側に駐車できないんです。
二分くらいで諦め、二人は婆さんのマンションに吸い込まれていきました。

車は無残にもほぼ道路中央付近に放置(笑)

迷惑なこと迷惑なこと・・・

さて、そんなことよりもこの酔っ払い爺さん、
一体何をするつもりなのでしょうか・・・

まあ、泥酔状態ですから、ちょっとコーヒーでも・・・
なんてこともあるでしょう。

婆さん宅ベランダ側の部屋の明かりが点灯します。

『この部屋の明かりが消えなければ、まあ・・・』

なんて考えていたら10分後に消えちゃったんです(驚)

しかしながら、彼らは玄関からは出てきません!

恐る恐る他の部屋の状況を確認・・・やはり明かりは点灯していないようです・・・

『じいさん、あんた一体何やってんだい!?あんた77歳だよな?』


一時間半が経過したころ、ベランダ側の部屋の明かりが点灯しました。

玄関が開いたのはその5分後。
婆さんはパジャマ姿のまま爺さんを見送ります。

笑顔・笑顔・笑顔・・・

車に乗り込む直前に爺さんが、
小さくガッッポーズをしたように見えたのは、
私の幻覚?

『俺はまだ戦える!!』

そんなふうに、誇らしげに見えたのはなぜ?・・・

その後爺さんは真っすぐに、依頼者の元に帰ったのでした。

めでたし、めでたし・・・〈終〉





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Last updated  2005.06.17 23:16:27



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