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探偵の愚痴をきいてください

探偵の愚痴をきいてください

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2005.08.13
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カテゴリ:探偵
みなさん、こんばんは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

吸血鬼の件ですが、ここでちょっと補足しておきます。
この仁義なき戦いは5、6年前に起きた実話です。
あの時の私は若かった・・・。そして知恵が足りなかった(笑)


それを今思い起こしてみて、書いてるって訳なんです。
説明不足で誤解を与えてしまったようです。



それでは説明はこれくらいにして、若き探偵の奮闘をご覧下さい。



残り睡眠時間が3時間を切った頃、私の中の何かが覚醒したんです。
やつは私の意志とは関係なく、私をある行動へと導きます。


エンジンをかけると県道へと飛び出しました。
瞬く間にスピードを上げて、40キロ道路を100キロ以上で走行しています。

どこへ向かっているのか・・・


実は目的はないんです。



気でもふれたのかと聞かれれば、否定はできない状態でした。
なにしろもう一人の私は、完全にイカレていたと言わざるを得ません。



彼は田舎の県道を疾走しながら叫んでいたのです。




「この腐れ外道がァー!!
蚊の分際で人間にぃぃィー!!」





「おおおおォーー!!
このハゲ頭があああァー!!」





「うおォォォー!!
あーたたたたたたた!!!!!
うぁちゃー!!!」






・・・もちろん窓は全開です。深夜です(笑)





パターン3=風圧でバイバイ作戦





踏み切りにさしかかっても、彼はスピードを緩めませんでした。
踏切りって段になってることが多いですよね。




飛んだんですよ(フフフ)




車って飛ぶんです♪♪



着地の際の嫌な音と衝撃が、今でも忘れられません(汗)





「ハハハハァー!!。
いいぞォ!!この調子だァー!!

かかってこいやァー!!!
このチビがぁー!!」





彼は尚も訳のわからない言葉を叫んでいますww



1キロ爆走してはUターン・・・またUターンと3往復位したでしょうか。
赤信号で止まってたら、蚊に舐められちゃうでしょ?



だから、そのときの信号は全部青だったんじゃないかなァ(ニヤリ)



ものすごい風圧でしたが、それが吸血鬼を撃退していると思えば、
心地よい風に思えたのです。



睡眠所に戻ると、なんだかいい気分になっていました。
ちょっとした達成感というか、人間死ぬ気でやれば何でもできるもんだって
妙に感心したものです。



残る睡眠時間は2時間50分程度でしょうか。
おやすみなさい・・・





ブ~ン   ブ~ン    ブ~ン





私はパターン3を繰り返すのでした・・・ww
(続く)





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Last updated  2005.08.13 20:55:19



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