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探偵の愚痴をきいてください

探偵の愚痴をきいてください

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2005.08.23
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カテゴリ:探偵
さて、パターン3(風圧でバイバイ作戦)を繰り返す私(笑)
残り睡眠時間は2時間半を切っていました。


意味のない爆走・・・爆音が深夜の田舎に響きます。


知ってはいたんです。私の視界にも入っていましたから。
彼らはよっぽどの暇人なんでしょう。

お約束のヤンキース座りで、周囲への気配り(観察)
お互いに意識してしていなかったと言えば嘘になりますよ。


私だって吸血鬼のヤツのせいで気が立ってましたし、
あちらさんはいつだって喧嘩腰のテンションでしょ?


車で往復する私を、いつだって睨んでるんですよ。


ガンをくれてる」ってやつです(笑)


まあ、その気持ちも分かりますよ。
深夜の喧嘩相手に適した相手なんて、その田舎には私くらいのもんでしたし、
何より、何度となく爆走する私が目障りだったんでしょう。


けど、私だってお茶目なお子様(笑)に睨まれて嬉しい訳はありませんでしたから、
きっちり、睨み返してやりましたよw。


そんな訳で必然だったんです。


お互いに憂さを晴らしたいもの同士が数回目を合わせれば、
あんなことになるのは、わかりきっていました。


問題はタイミング。


まさかこちらからきっかけを作る訳にはいきません。
何しろあちらに比べて私は大人さん(笑)なのですから、
それらしく、じっくりととその時を待っていたのです。


そんな私の気持ちを察してくれたのか、不良Aが私に話しかけてきてくれたんです!!
極めて丁寧な誘い文句・・・



不良A 「おい コラァっ!! 
      止まれやァァ!!」




こんなこと言われて、止まらないというのは失礼というもの。
私だってそこまで礼儀し知らずではありません。


急ブレーキをかけると、そっと近くの木陰に車を隠したんです。
だって車のナンバーって誰に見られているか分かったもんじゃないでしょ?
こんな時に素早く隠してこそ一人前の探偵(?)ってもんです。




不良B 「おいっ!!
      お前こっちこい!!」





さあ、彼らが私を呼んでいます。
その時私は心の中で


「かしこまりました」(ニヤリ)


と言っていたのです・・・。

(続く)








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Last updated  2005.08.23 16:46:12



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