カテゴリ:探偵
先の小学生殺害事件は、探偵業界にも少なからず影響を及ぼしていると言えそうです。 なんといっても、張り込みがやりにくくなった。 特に、小学生の登下校の時間などは肩身が狭い思いがするというか、不審な目で見られがちです。 間違って通学路の路上にて車で張り込んでいたりすると、保護者等から鬼を見るような目で睨まれることも・・・ 一斉下校する子供たちも大変な警戒のしようで、車の中で張り込んでいる私に対して、指を差して確認しあっていたように見受けました。 親ごさんの注意の賜物でしょうね。 このように、住宅地の住民は、通常以上に警戒を強めているわけで、探偵泣かせの日々が続くことでしょう。 また、事件の犯人は未だに特定には至らず、同じ、子を持つ親としてはかなり深刻な問題です。 個人的な意見としては、街中に防犯カメラを設置し、必要(事件)に応じて映像を抽出できるような社会システムを確立すべきと考えます。 (さまざまな問題からリアルタイムの映像は見れないシステムが望ましいでしょう) これは、犯罪の抑止力としては間違いなく効果的です。 他方、この考えに反対の方が多くいることも事実。 ブライバシーの問題と抵触するからです。 実際、街中が防犯カメラだらけになったら年中監視されている気分にもなるでしょうし、当然、必要のないものも映りこみますからね。 しかし、生命の安全問題と比較衡量した場合にプライパシーを優先させる考えはどうかと思うわけです。 それに、映像の抽出作業について厳重な制限、権限が設けられていれば、ブライバシーは保護できると考えます。 あんた、そんなこと言うけど、悪い奴がシステムを悪用するようになるんだから駄目だよ・・・ なんていってたら犯罪者に対して後手後手、守り一辺倒の対策しかとれないとは思いませんか? 友達と三人で下校しているから安全だ、なんて言っていて、変質者に全滅させられた・・・ なんてことになったら悔やまれるでしょ? まずは犯罪抑止力です。 今のご時世、そこまでしなければ、我が子を守ることはできません。 後はお金の問題だね。 例えば、百メートル単位でカメラを設置していたら、死ぬほど費用がかかるだろうからね。 なんて、真面目なことを考えながら張り込んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.24 22:38:14
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