カテゴリ:探偵
タチション。
なんか、カタカナで書くと外来語みたいで素敵な印象を受けませんか。 実際、声にだしてみると、フランス語のようにも・・・ 今夜のことです。 車で張り込んでいたら、近所のジジイが文句言いたげな顔をしてたんです。 わたしは、車を降りると言いました。 『すいません、すぐにどかしますから』 って、にこやかにね。 そしたら、じじいの奴、私を一瞥してからこんなことを。 『はやくどけよ』(語尾を上げ調子で) そして、付け加えました。 『バカが』 声にはならない声・・・ 口の動きを見逃すほど私はお人好しではありません はぁ?下手に出てりゃこれだよ。 お前なんて、一瞬で泣き顔に変えられるこの俺様に向かって言うか?この●●●●野郎が。 『ただちに・・・』 そう言って、お辞儀をしてから移動しました。 三時間後。 夜もいい具合に更けてまいりましたので、彼のお家にちょっと行ってみました。 彼ってジジイのことですよ。 いいじゃないですか、だって、もう知らない仲じゃないんだし、ちょっと挨拶に・・・ って思ったからなんですよ。いい意味でね(笑) 家の敷地に入ってみるとジジイの車がありません。 そういえば、さっき家族で出掛けたんだっけ。 すっかり忘れてたなぁ(ニヤリ) そうだ、このまま黙って帰るのもなんだか淋しい気もするし、 置き手紙でもしていこうか・・・ でも、なんだか照れ臭いや。 他に何か記念に残るなことはないかな・・・ そうして閃いたんです。 あくまでも偶然です。 タチション・・・ 植木ってトイレに似ているとおもいませんか(笑) いかにも大事そうに陳列された品々。 絶好の的じゃない!! 私の生命エネルギーは、養分として彼の敷地で生き続ける。 その命尽きるまで。 素敵なメモリー。 唾も栄養になるかしら・・・ 犬の糞なんてどう? 探偵をなめるとどうなる? 正解・・・家に糞を放り込まれる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.19 00:45:05
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