「陰日向に咲く」 劇団ひとり
「陰日向に咲く」劇団ひとり著オススメ度★★★★☆1.ホームレスにあこがれて本当のホームレスになってしまうサラリーマン2.いわゆる秋葉系のアイドルおたく3.男に遊ばれる自称カメラマンの卵の20歳の女の子4.ギャンブルで借金まみれの中年男5.浅草のストリップ劇場の売れない芸人タイトル通り、“陰日向に咲く人々”を描いた素敵(すてき)にいじらしい5編からなる連作短編集です。恩田陸さんがビギナーズラックにしては上手すぎる。。。と紹介していらっしゃいますが、本当にびっくりする程、上手い。しかも、さすがというか芸人魂というべきかどのお話にもかならずオチがついていて、あっと驚かされてしまいます。ちなみに、私はホームレスにあこがれて本当のホームレスになってしまうサラリーマンのお話が一番好きでしたvなぜなら、本当にオチが読めなかったんだもん。やられたーーって感じです。さらっと読めるので、暇な時にぜひ読んでみてきださいね。